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- プログラム概要を公開しました(2026/06/19)
シンポジウム1日目: 8/16 (日) 仙台国際センター
[13:00-13:30] 受付 (ハッカソン)
[13:30-19:30] ハッカソン
- 昨年に引き続きシンポジウム1日目の 8月16日(日)に分野交流ハッカソンを行います。自然言語処理の周辺分野(画像・音声処理など)をはじめ、人文・社会学分野も含めた幅広い分野の学生・社会人の交流を促進することが目的のひとつです。
第21回言語処理若手シンポジウム(YANS2026) 分野交流ハッカソン
シンポジウム2日目: 8/17 (月) 仙台国際センター
[09:30-10:00] 受付
[10:00-10:30] オープニング
[10:30-11:30] チュートリアル(1) 「現場から世界標準へ:QRコード開発に学ぶ『読める』の設計原理」
講演者: 長屋 隆之 氏 (株式会社 豊田中央研究所 ヒューマンサイエンス研究領域)
概要: QRコードは、現場の要求を起点に、認識(検出・補正)と符号化(誤り訂正)の統合設計によって世界中で使われる標準技術となりました。本講演では、開発者の視点から要点を振り返り、自然言語処理や画像・音声処理など多様な分野でも参考になり得る設計判断の観点を紹介します。まず、なぜQRコードが必要とされたのか、どのような制約(読み取り時間、低誤読率、印刷・撮像条件など)が設計を方向づけたのかを説明します。続いて、位置検出、幾何補正、タイミングパターン、フォーマット情報などのアーキテクチャを図解し、実環境下で高速読み取りを成立させる工夫を解説します。さらに、二次元バースト誤りという失敗パターン(失敗モード)を想定した誤り訂正(Reed-Solomon符号、配置、訂正レベル)を取り上げ、評価指標と失敗パターンの見立てが設計を支えた点を整理します。最後に、設計を駆動する「制約・評価・失敗パターン」の関係をまとめます。
略歴: 株式会社豊田中央研究所 主監・リーディングリサーチャー。1991年名古屋大学大学院修士課程修了。豊田中央研究所に入社後、エキスパートシステムの開発を経てQRコードの開発に着手、主に誤り訂正機能の実装・評価やコードの符号化・復号プログラムの実装を担当。近年はデータ解析やWebアプリ、スマホアプリ試作も手掛け、現在はウェアラブルデバイスを活用した人の状態推定やWell-beingなどの研究に従事。
[11:45-12:45] ポスターセッション (1)
[12:45-14:25] 昼休憩
([13:55-14:25] カジュアル交流会 ※希望者のみ)
[14:25-15:25] ポスターセッション (2)
[15:40-16:50] スポンサーセッション
スポンサーの企業/団体における自然言語処理や関連分野の技術の活用事例などについてご紹介いただきます。
[17:05-18:05] ポスターセッション (3)
[18:30-20:00] ナイトセッション
所属や分野を超えて、縦と横のつながりを広げる交流の場です。立食形式で軽食を片手に、同世代の仲間と語り合い、憧れの研究者と直接話す機会を用意しています。
シンポジウム3日目: 8/18 (火) 仙台国際センター
[9:30-10:00] 受付
[10:00-10:30] ハッカソン報告会
シンポジウム1日目に開催したハッカソンの報告会を行います。ハッカソンの内容のダイジェストを紹介し、優秀チームにご登壇いただいてチームの取り組みについてご発表いただきます。
[10:40-11:40] ポスターセッション (4)
[11:40-13:20] 昼休憩
[13:20-14:20] ポスターセッション (5)
[14:35-15:35] チュートリアル(2) 「言語モデルの70年:シャノンから大規模言語モデルへ」
講演者: 岡野原 大輔 氏 (株式会社Preferred Networks 共同創業者 代表取締役社長 / Matlantis株式会社 代表取締役社長)
概要: 言語モデルは、シャノンの時代には、言語を確率的な記号列として捉え、その冗長性や予測可能性を測ることが中心的な関心であった。その後、音声認識、機械翻訳、情報検索などの応用を背景に統計的言語モデルが発展し、さらにニューラルネットワークを用いた分散表現、系列モデル、Transformerへと大きく進化してきた。
近年の大規模言語モデルは、この長い流れの延長線上にありながらも、単なる文章生成器を超えた存在となり、対話、要約、翻訳、推論、コード生成、知識活用、ツール利用、さらにはエージェント的行動など、幅広い知的処理の基盤として利用されている。
本講演では、こうした歴史を振り返りながら、言語モデルの発展と活用の方向性について述べる。講演者は学生時代に言語モデルの研究に取り組み、その後もAIの研究開発と社会実装に携わってきた。現在は、大規模言語モデル PLaMo をはじめとする生成AIの研究開発に取り組んでいる。これらの経験を踏まえ、現在の言語モデルが抱える課題と、今後の展望について述べる。
略歴: 情報理工学博士。東京大学大学院在学中に、西川徹等とPreferred Infrastructureを創業。2014年にAIの実用化を加速するためPreferred Networksを創業。最高技術責任者として国産大規模言語モデルPLaMo™や汎用原子レベルシミュレータMatlantis™など、PFNの生成AIをはじめとするコア技術の研究開発および事業化をリード。2025年11月に社長に就任。Matlantisの代表取締役社長を兼任。受賞歴、著書多数。
[15:45-16:45] 招待ポスター
自然言語処理分野やその周辺領域で活躍されている研究者/技術者をお招きしして,ポスターセッションを開催します.学生や若手研究者に向けて,そのキャリアを選んだ理由やこれまでに達成した目標などを,現在取り組まれている研究開発と関連付けてお話いただく予定です.また,言語処理学会の留学支援を受けた方の留学報告も行う予定です.発表の概要、また発表者の略歴については以下のページをご参照下さい。
第21回言語処理若手シンポジウム(YANS2026) 招待ポスター詳細
[17:00-17:45] 特別企画セッション
多様な経歴を持つ若手・中堅の研究者・技術者が、これまでのキャリアにおける「分岐点」を振り返るパネルディスカッションを行います。進学、就職、転職、研究テーマの選択など、人生の節目で訪れたさまざまな転機に、それぞれがどう向き合ってきたのか。多彩な視点から語り合います。