言語処理学会若手支援事業(YANS)

お知らせ

2024年1月より,YANS(旧NLP若手の会)の活動は言語処理学会の若手支援事業のひとつとして実施することになりました. YANS懇親会(3月開催),YANSシンポジウム(8月~9月開催)などを通じて,自然言語処理および周辺技術に携わる若手のネットワーク構築や研究推進に取り組んでいく予定です.

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YANSにおけるアンチハラスメントポリシーを公開しています.

YANSシンポジウム運営委員会(2024年)

委員長

  • 大内 啓樹 (NAIST/サイバーエージェント)
  • 佐藤 元紀 (Preferred Networks)

顧問

  • 梶原 智之 (愛媛大)

委員

  • 岩本 蘭 (日本IBM/慶應大)
  • 小原 涼馬 (NEC)
  • 勝又 智 (レトリバ)
  • 栗原 健太郎 (AI Shift/サイバーエージェント)
  • 小林 悟郎 (東北大)
  • 鈴木 雅弘 (日興アセット/東大)
  • 西田 悠人 (NAIST)
  • 根石 将人 (みらい翻訳)
  • 長谷川 駿 (エクサウィザーズ)
  • 馬緤 美穂 (LINEヤフー)
  • 松野 智紀 (みらい翻訳)
  • 三田 雅人 (サイバーエージェント/都立大/東大)
  • 守屋 彰二 (東北大)
  • 矢田 竣太郎 (NAIST)
  • 矢野 千紘 (PKSHA Technology)
  • 山岸 駿秀 (マネーフォワード)
  • Youmi Ma (東工大)
  • 李 凌寒 (LINEヤフー/SB Intuitions)

第19回シンポジウム 招待ポスター詳細

招待ポスター

今年のテーマである「異分野交流」を促進するため,招待講演セッションを行います.自然言語処理分野だけでなく,音声・画像処理などの周辺分野や人文・社会学系の若手研究者や技術者複数名をお招きし,これまでの研究や展望についてポスター発表をしていただきます.

※講演者の追加などありましたら,改めて告知いたします.

「難解な数値データを分かりやすく説明する言語生成技術の最前線と未来」
 石垣 達也 氏(産総研人工知能研究センター)

石垣達也氏

概要: 株価の値動きやセンサーデータ、ゲームのプレイデータなど、世の中の多くの事象は数値列として表現されています。しかし、このような数値列はそのままでは人間にとって理解が難しく、活用されずに蓄積され続けています。本講演ポスターでは、「難解な数値データを分かりやすい言葉で説明する言語生成技術」と題し、最新の大規模言語モデルがどのようにして複雑な数値データを扱うかについて解説します。特に、リアルタイムに数値データを理解し言語生成する手法を、レーシングゲーム(アセットコルサ)や格闘ゲーム (スマッシュブラザーズ)を対象としたゲーム実況生成の事例を通じて議論します。技術解説に加え、大学や企業の研究者とは異なる国立研究開発法人(国研)の研究者としてのキャリアについてもご紹介します。

略歴: 国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能研究センター研究員。2019年、東京工業大学にて博士号 (工学)。東京工業大学 未来産業技術研究所研究員を経て、2020年より現職で自然言語処理、特に数値データからの言語生成の研究に従事。言語処理学会論文誌編集委員 (2024-)・全国大会プログラム委員 (2023, 2024)、情報処理学会自然言語処理研究会運営委員 (2022-2024)、人工知能学会全国大会運営委員 (2024)、INLG2024現地議長。


「人間らしい対話とは:非言語情報生成のための基盤モデル」
  井上 昂治 氏(京都大学)

井上昂治氏

概要: 大規模言語モデル(LLM)の発展により、人間と見間違えるほどの人工知能による対話が可能になりつつある。しかし、私たちの日常の対話と本当に同じだろうか?本発表では、対話を構成する要素のうち「非言語情報」に焦点をあて、これまで取り組んできたターンテイキング、相槌、笑いを予測および生成するシステムについて紹介する。さらに、これらを生成するための統一的な基盤モデルの実現についても議論し、「人間らしい対話とは何か」という本質的な問いに挑む。

略歴: 京都大学情報学研究科助教。2018年 同研究科 博士後期課程 研究指導認定退学。博士(情報学)。2023年 スウェーデン王立工科大学 客員研究員。同年 仏経済紙レゼコー等による「2022年 世界の発明トップ10」に選出。


「大規模言語モデル向けの合成データセット作成方法」
  今城 健太郎 氏(Preferred Networks)

今城健太郎氏

概要: 大規模言語モデル(以下LLM)向けのベンチマークは、回答テンプレートの違いによって結果が大きく変化するため、事前学習モデルの能力を十分に引き出して評価することが難しい。また、選択肢問題を使ったベンチマークでは、特に小さいモデルや学習初期段階のモデルが選択肢問題を理解できないケースがあり、性能の比較が難しい。本研究では、日本語事前学習モデルをより良く評価する手法について検討する。

略歴: 2013年京都大学情報学研究科修士課程修了。在学中にAtCoder社を創業し、卒業後にグーグル株式会社に入社。2018年よりPreferred Networksにてエンジニア。現在は金融関連の研究開発や大規模言語モデルの研究開発に携わっている。


「人文学と言語処理・知識処理」
 大向 一輝 氏(東京大学)

大向一輝氏

概要: 情報技術の役割は、人間や社会に役立つシステムを開発・提供することにありますが、その過程で対象の本質的な性質や特徴が浮き彫りになるという側面も持ち合わせています。一方、人文学は人間のコミュニケーションや文化の理解に重点を置いた学問体系であり、その取り組みの中で得られた知見や洞察がシステムの設計・普及のプロセスに貢献できる可能性があると考えています。本発表では、両者の学際的な研究事例を紹介するとともに、言語処理・知識処理技術と人文学がいかに相互補完し、相乗効果を生み出し得るかについて議論します。

略歴: 2005年総合研究大学院大学博士後期課程修了。博士(情報学)。同年国立情報学研究所助手、2007年同助教、2009年同准教授を経て、2019年より東京大学大学院人文社会系研究科准教授。人文情報学、ウェブ情報学、学術コミュニケーションの研究教育に従事。


「企業でつくる、大規模言語モデル」
  清野 舜 氏(SB Intuitions)

清野舜氏

概要: 現在、大規模言語モデルの研究開発には大学だけでなく、様々な企業が精力的に取り組んでいる。 本発表では、企業での大規模言語モデル開発の最前線から得られた知見を共有する。 特に、大学と企業における研究開発の本質的な違いについて、大規模言語モデル開発というテーマがもたらす影響について議論する。

略歴: 2022年 東北大学大学院にて博士号を取得(情報科学)。2019年より理化学研究所革新知能統合研究センターにて勤務したのち、 2022年にLINE株式会社 (現: LINEヤフー株式会社) に入社。2024年よりSB Intuitions株式会社に転籍。主に大規模言語モデルの研究開発に従事。


「End-to-End音声基盤モデル」
  小島 熙之 氏(Kotoba Technologies, Inc.)

小島熙之氏

概要: End-to-Endの音声基盤モデルは、AIと人間のlow-latency/seamlessなコミュニケーションを実現する為に必要不可欠な物です。音声におけるこうした基盤技術の開発は、テキストにおけるLLMと比べて技術的な発展が遅れてきた背景がありました。今回の発表では、大量のGPU計算資源を投入してKotoba Technologiesが開発する音声基盤モデルに関して発表します。

略歴: Kotoba Technologies co-founder & CEO、Fugaku-LLM co-founder、コーネル大学CS PhD


「視覚と言語の対応ずれ問題とその解決に向けて」
 品川 政太朗 氏(SB Intuitions)

品川政太郎

概要: Vision and Languageは視覚と言語を紐づけることで問題解決を行う研究分野であり,Vision-Language Models (VLM)と呼ばれる深層学習モデル構築の方法論を発展させてきた.発表者がこの分野で特に面白いと考えているのが,視覚と言語がVLM内でずれて対応付けられるという点である.広くVLMが社会に浸透するためには,対話的相互作用の中でこの対応ずれをすり合わせられる機能が必要である.本発表では,その相互作用のデザインからVLMを考えることや,視覚と言語の紐づきを強化する方法論についての研究を紹介し,視覚と言語の対応ずれ問題の面白さをお伝えしたい.

略歴: 2013年東北大学工学部卒業.2015年同大学大学院情報科学研究科修士課程修了.2020年奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程修了.博士(工学).2020年同大学助教を経て2024年よりSB Intuitions株式会社に所属.マルチモーダル基盤モデルの研究開発に従事.


「LLM時代の評価研究とその周辺」
  菅原 朔 氏(国立情報学研究所)

菅原朔氏

概要: LLM は様々なタスクで目覚ましい性能を示していますが、その出力を正確に評価する・説明することは容易ではありません。とくに LLM が非常に賢く振る舞う状況においては、哲学や心理学といった人文科学的な視点も重要かもしれません。本発表では、評価方法・説明性の観点から発表者がこれまで取り組んできたデータセット分析やベンチマーク構築の試みを紹介しながら、今後のシステム評価の発展の方向性を分野横断的に考えてみます。

略歴: 国立情報学研究所コンテンツ科学研究系助教。2020年3月東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。2020年4月より現職。博士(情報理工学)。


「Mechanistic Interpretability: 大規模言語モデル時代における自然言語処理と認知科学の交差点」
  高木 優 氏(国立情報学研究所/JST/大阪大学/情報通信研究機構)

高木優

概要: 自然言語は人間の脳から生まれています。私たちの研究室では、様々な知覚・認知体験下での脳活動予測モデル構築を通じて、人間の脳を理解することを目指しています。それと同時に、人間の脳活動を通じて、機械学習モデルが世界をどのように表現しているかを理解することも目指しています。本発表では、大規模言語モデル時代において、認知科学と自然言語処理がどのように融合しつつあるのかを紹介します。

略歴: 国立情報学研究所 大規模言語モデル研究開発センター 特任准教授 兼 JSTさきがけ研究者 兼 大阪大学大学院生命機能研究科招へい准教授 兼 NICT 特別研究員 。2018年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士課程修了(ATR連携講座、基幹講座:松本裕治研究室)。2018年から2020年までオックスフォード大学客員研究員 (うち1年間は東京大学医学部附属病院特任研究員を兼務)。2020年から2021年までJSPS海外特別研究員(スタンフォード大学)兼 東京大学大学院人文社会研究科特任研究員。2021年から2023年まで大阪大学大学院生命機能研究科助教。2024年より現職。機械学習と認知神経科学の融合研究に従事。


「発話内容書き起こしを越えて音声と言語を結びつけたい」
  高道 慎之介 氏(慶應義塾大学/東京大学)

高道慎之介氏

概要: 音声を自然言語で説明する有名な技術は音声認識(発話内容書き起こし)である.しかしながら,昨今のLLMの進化を鑑みれば,もっと多くの音声情報を自然言語で記述できるはずである.本講演では,どんな情報を記述できそうか,音声だからこその問題は何かについて,著者の研究を踏まえ整理する.

略歴: 2011年に長岡技術科学大学を卒業.2013年・2016年それぞれに奈良先端科学技術大学院大学 博士前期・後期課程を修了.2024年より慶應義塾大学 准教授(現職).博士(工学).音声合成変換,音声信号処理の研究に従事.


「クラウドソーシングとAI文字認識を駆使した「くずし字」資料の大規模テキスト化」
 橋本 雄太 氏(国立歴史民俗博物館)

橋本雄太氏

概要: 日本国内には江戸時代以前から伝来する20億点以上の文字資料が保存されていると推測されているが、その大部分は現代人に読解困難な「くずし字」で筆記されており、デジタルテキストとして利用可能な資料はごく僅かに過ぎない。そこで人文情報学やDigital Humanitiesと呼ばれる分野では、クラウドソーシングやAI文字認識などの情報学的手法を駆使してこれら文字資料をテキスト化する試みが進められてきた。本発表では、8,000人以上の参加者を集め3,600万字の資料のテキスト化を実現した「みんなで翻刻」(https://honkoku.org/)プロジェクトを中心に、「くずし字」テキスト化研究の現況を紹介する。

略歴: 国立歴史民俗博物館研究部准教授。2013年京都大学大学院文学研究科情報・史料学専修博士後期課程編入。2017年より国立歴史民俗博物館テニュアトラック助教。2023年より現職。


「Can AI entertain us?」
  山西 良典 氏(関西大学)

山西良典氏

概要: AI技術によって様々な知的課題が解決されてきており,知性の秘密は解き明かされつつある.では,我々はどのようなエンタテインメントコンテンツを「おもしろい」「たのしい」と感じるのだろうか?2024年夏時点では,「感性の秘密」は未だ明かされていない部分が多い.エンタテインメントへの直感的な評価には,多くの暗黙的な認知や処理が潜んでいるものと考えられる.エンタテインメントが人を「楽しませる」メカニズムを解明できれば,エンタテインメントのおもしろさの向上のみならず,様々な知的活動すらも楽しくするエッセンスを加えることが可能になるかもしれない.本発表では,エンタテインメントへの計算機科学的アプローチを紹介する.

略歴: 2012年名古屋工業大学大学院工学研究科情報工学専攻修了.博士(工学).同年より立命館大学情報理工学部にて,助手,特任助教,助教,講師.この間,University of Brtish Columbia(カナダ)にて客員助教.2020年,関西大学総合情報学部准教授.2024年より,同教授,現在に至る.2023年よりIFIP TC14日本代表.音楽,漫画,ゲーム,飲食などの文化や芸術コンテンツを対象とした計算機科学研究を専門とし,漫画家や声優,ゲーム企業との産学芸連携にも多く取り組む.


「形を通して意味を知る」
  横井 祥 氏(東北大学/理化学研究所)

横井翔氏

概要: モデルの形を通して言葉の意味を知るための一連の研究を紹介します。深層学習以後の自然言語処理の顕著な特徴のひとつは、生コーパスを用いた自己教師あり学習というアプローチにあります。このやり方が成功を収めた以上、「意味」がデータに統計的にある程度埋め込まれているであろうこと、そしてこの情報が損失関数を通してモデルに転写されているであろうことは認めざるを得ません。最近の自然言語処理のもうひとつの特徴は、言語の持つ離散性を隠蔽してこれらを連続的に扱うというパラダイムにあります。こちらは副次効果として、モデルに対する幾何的な手続きを一気に容易にしました。いまのモデルは長さや広がりといった直感的なを見方を受け入れてくれるということです。以上を踏まえると、意味↔︎データ↔︎モデルをできるだけ精確に繋ぎ合わせることで「形を通して意味を知る」ことができる、そういう面白い時代が突如到来したと言えます。こんな気持ちで取り組んでいる各種研究をご紹介します。

略歴: 東北大学大学院情報科学研究科助教.2020年東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了,のち現職.理化学研究所AIPセンター客員研究員兼任.自然言語処理・機械学習に関する研究,特に自然言語の埋込表現に関する研究に従事.


「人・ロボットの移動と大規模言語モデルの接点」
 米谷 竜 氏(サイバーエージェント)

米谷竜氏

概要: 人物やモバイルロボットの移動経路に関する研究において大規模言語モデルを活用する取り組みを紹介する。最初の事例では、オペレータの言語指示を反映した環境のコストマップを予測することで、指示に即したロボットの移動経路を生成するアルゴリズムについて述べる(言語→経路)。別の事例では、買い物客の移動経路を手掛かりに、購買の背後にある意図や選考を文章化して説明する技術を紹介する(経路→言語)。両技術の基盤となる人物行動計測やロボット経路計画技術についても簡単に解説する。

略歴: 2013年 京都大学 博士後期課程 修了。2014-2018年 東京大学生産技術研究所 助教、2019-2023年 オムロンサイニックエックス シニアリサーチャー/PIを経て、2023年よりサイバーエージェント AI Lab リサーチサイエンティスト。2024年より慶應義塾大学 特任准教授。


「人々の健康に資するソーシャルコンピューティング」
  若宮 翔子 氏(奈良先端科学技術大学院大学)

若宮翔子氏

概要: ソーシャルメディアやスマートフォンの発達により,場所と連動した人々が発信する様々なデータが利用可能である.本発表では,主にウェブ,ソーシャルメディアやクラウドソーシングを通して得られるデータを活用し,健康増進やウェルビーイングに貢献するためのナビゲーションや可視化に関する研究を中心に紹介する.また,これらのデータを活用する上での課題や,現在進行中のプロジェクトについても紹介する.

略歴: 2013年兵庫県立大学大学院環境人間学研究科博士後期課程修了.博士(環境人間学).京都産業大学コンピュータ理工学部研究員,奈良先端科学技術大学院大学研究推進機構博士研究員,同特任助教を経て,2020年4月より同大学先端科学技術研究科准教授.ソーシャルコンピューティングや自然言語処理の医療応用に関する研究に従事.


第19回YANSシンポジウム YANS分野交流ハッカソン with 言語処理学会30周年記念事業

重要日程

  • ハッカソンの参加申込期間: YANS参加申込期間と同じです。日程はシンポジウムの概要ページをご確認ください
  • タスク概要の共有日: 開催1週間前を目安に参加者用Slackで配信します。
  • ハッカソン当日: 2024年9月4日(水)13:00 – 20:00
    • 受付開始時間は12:30〜です。

ハッカソンの概要

言語処理学会30周年記念事業の一環として、シンポジウム前日(1日目)の9月4日(水)に分野交流ハッカソンを行います。画像処理をはじめとする自然言語処理以外の分野の学生・社会人と広く交流することを目的として、YANSシンポジウム会場と同じ会場にてオンサイトのみで実施します。

今年のハッカソンでは、マルチモーダルデータを用いたテキスト生成リーダーボードを開催します。画像やテキストで与えられたお題に対して、機転が利いた回答を行えるようなモデルを作っていただきます。当日にはモデル構築に必要なデータセットなどを共有する予定ですが、必要に応じてハッカソン中にアノテーションや追加でデータセットを構築することもOKです。

また、アドバイザーとして東北大の横井祥さん、SB Intuitionsの品川政太朗さん・清野舜さんの豪華三銃士をお招きします。ハッカソンの時間中は三銃士に質問することもできますので、この機会に交流してください。

評価は、自動評価、ハッカソン参加者の人手評価のほか、三銃士による評価も行います。また、取り組み内容の発表の良さや、ハッカソン中に実施したアノテーション・データセット構築の取り組みも評価に加えます。

学生・社会人問わず、ふるってご参加ください。自然言語処理の若手研究者はもちろん、普段は自然言語処理以外の分野でご活躍されている方や、これをきっかけに自然言語処理に触れてみたい、交流を広げたい、といった方も大歓迎です。 また、ハッカソン・コンペなどに参加したことがない方でも大歓迎です。優秀チームには表彰もありますので、ぜひチャレンジしてください!

参加までの流れ

参加申し込み

YANS2024参加の発表・聴講参加申し込み時に、ハッカソン参加者希望者枠のチケットをご購入ください。ハッカソン参加者数は定員がございますので、お早めにお申し込みください。

※ ハッカソンの参加に際して、シンポジウムの参加費以外に追加で費用は発生いたしません。
※ ハッカソンを希望されない方は、ハッカソン参加希望枠のチケットをご購入されないようお願いいたします。
※ チーム編成は、参加者に対して事前に行うアンケートの回答を踏まえて運営側で実施します。事前にチームを組んだ上でのご参加はできません。

参加同意書の提出および参加者アンケートへの回答

ハッカソンの円滑な運営のため、参加同意および参加者アンケートへの回答にご協力ください。参加同意書は以下の通りです。ハッカソンの参加申込時に参加同意をいただけない方はハッカソンに参加できませんので、ご承知おきください。 参加者アンケートでは、開発経験やメインの研究領域などを伺います。この回答内容はチームの振り分けなどに利用します。

drive.google.com

タスク概要の共有(ガイダンス)

ハッカソン開催日の1週間前ごろを目安に、参加者用Slackにてガイダンス用資料を配信します。それまでに参加者用Slackへ招待しますので、ご参加をお願いいたします。
また、ガイダンスの連絡の際に、テーマおよびチームの振り分けについても発表します。ハッカソン当日までに必ずご確認ください。

ハッカソン当日

ハッカソンはシンポジウム前日(1日目)の9月4日(火)の13:00から、オンサイトにて開催します。 受付開始は12:30からです。

ハッカソンのタスク内容

いくつかの評価メトリックを用いたコンペ形式の競争になります。 各チームへOpenAI APIのキーを提供しますので、これを用いて公開データに基づく自然言語生成タスクに挑戦していただきます。取り組んでいただくテーマの詳細はガイダンス時にお知らせしますが、お題となる画像やテキストを入力として、それに対する機転の利いた回答をテキストで返すようなタスクに挑戦いただきます。 公開データは当日に運営から提供する予定です。また、これに加えてハッカソンの時間内で提供データに対する追加アノテーションや新たなデータセットを構築することも認めます。

各チームの取り組みをいくつかの観点で評価をして、以下の3種類の賞を授与する予定です。各賞を授与するチーム数などは、ハッカソン参加者の人数を踏まえて後日決定します。

  • 優秀賞: タスクの評価メトリックを用いて提出システムを評価し、スコアが高いチームに授与します。
  • 審査員特別賞: 手法の独創性・取り組み内容の発表の面白さなどを踏まえて評価します。
  • データセット賞: 提供データに追加でアノテーションを実施したチームや、新たなデータセットを構築したチームなどがいた場合は、そのチームの中で特に優れた取り組みをしたチームに対して授与します。

そのほかの注意点

以下の通りです。その他の詳細はガイダンスでお伝えします。

  • Google Colabが使用できる端末(ノートPC等)をお持ちください。
  • 各チームに対して生成AIサービスのAPIキーを提供します。
    • API利用にはUsage Limitを設けます。この範囲内でかかる費用は運営で負担します。この範囲を超えて自費で使うことは認めません。
    • 生成AIサービスはOpenAI APIの利用を想定していますが、その他サービスに変更する可能性もあります

第19回YANSシンポジウム プログラム

更新履歴

  • 暫定プログラムを公開しました(2024/06/03)new!

暫定プログラム

下記プログラムは変更になる場合がございますのでご了承ください.

シンポジウム1日目: 9/4(水)

  • 留学交流会

    • 昨年に引き続きシンポジウム1日目の 9月4日(水)に留学交流会を行います.海外の大学などで,研究を行う際のtipsを紹介する講演会を行います.今回は,半年程度の比較的短期間の留学と既に職を得た若手向け在外研究についても紹介します.また,講演後に留学を考えている人と留学経験者との交流の場を提供します.講師として,東京都立大の相田さんと甲南大学の永田さんをお招きします.
  • ハッカソン

    • 言語処理学会30周年記念事業の一環として,昨年に引き続きシンポジウム1日目の 9月4日(水)に分野交流ハッカソンを行います.自然言語処理の周辺分野(画像・音声処理など)をはじめ,人文・社会学分野も含めた幅広い分野の学生・社会人の交流を促進することが目的のひとつです.また,関連が薄くとも,自然言語処理に興味がある方も同様です.これを機に「自然言語処理に触れてみたい」「自然言語処理の若手研究者と交流してみたい」という方を広く募集します.

シンポジウム2日目: 9/5(木)

  • チュートリアル(1) 「ニューラルネットワークの損失地形」

講演者: 佐藤 竜馬 氏 (国立情報学研究所)
概要: ニューラルネットワークの損失地形とは、パラメータ空間での損失関数の形状のことです。損失地形には、ニューラルネットワークの汎化性能や推論法則など、多くの情報が含まれていることが分かっています。このような損失地形に関する理論は近年人気を集めているモデルマージの基礎にもなっています。本講演では、平坦性、腑落ち、宝くじ仮説、モデルマージなど、損失地形にまつわる基本的な概念を紹介します。参考:佐藤竜馬『深層ニューラルネットワークの高速化』技術評論社

略歴: 1996年生まれ。2024年京都大学大学院情報学研究科博士課程修了。博士(情報学)。現在、国立情報学研究所 助教。専門分野は最適輸送、グラフニューラルネットワーク、および情報検索・推薦システム。PDF翻訳サービスReadableの開発など研究の効率化についても従事している。著書に『深層ニューラルネットワークの高速化』技術評論社、『グラフニューラルネットワーク』『最適輸送の理論とアルゴリズム』講談社がある。

  • ラウンドテーブル
    • 参加者同士で少人数で語り合う企画です.様々なテーマで複数回テーブルの割り当てを行います.
  • 一般発表

  • スポンサーセッション

    • スポンサーの企業/団体における自然言語処理や関連分野の技術の活用事例などについてご紹介いただきます.
  • スポンサーツアー
    • 参加者にスポンサーのことをよりよく知ってもらうため,会期中に「スポンサーツアー」を開催します.このツアーでは,シンポジウムの参加者からツアーへの参加希望を募り,委員が案内役となって各スポンサーブースを一緒に回ります.

シンポジウム3日目: 9/6(金)

  • チュートリアル(2) 「生成AIの二大潮流と自動運転」

講演者: 荒居 秀尚 氏 (Turing株式会社)
概要: 自然言語処理の世界で生まれた大規模言語モデル(LLM)の関連技術と、画像生成の世界で育まれた拡散モデルの関連技術は、現在の生成AIブームにおける二大潮流である。昨今では、これらの技術を組み合わせてロボットの操作などに応用する研究も盛り上がっており、自然言語処理や画像生成にとどまらない裾野の広がりを見せている。本チュートリアルでは、視覚・言語・アクションの三つのモーダルを扱う基盤モデルの仕組みについて解説し、自動運転における応用例を紹介する。

略歴: 2021年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、株式会社リクルートで機械学習エンジニアとして推薦システムの開発やVision&Languageモデルの研究開発に携わる。2024年4月より現職にて、世界モデルやVision Language Action (VLA)モデルの研究開発に従事。

  • 一般発表

  • 国際会議参加報告セッション

    • 直近の国際会議に参加した方々をお招きし,国際会議参加報告セッションを開催します.国際会議初参加者によるフレッシュな視点の参加報告や国際会議常連の国際会議に対する向き合い方などをお話しいただきます.
  • 招待ポスターセッション
    • 今年のテーマである「異分野交流」を促進するため,招待講演セッションを行います.自然言語処理分野だけでなく,音声・画像処理などの周辺分野や人文・社会学系の若手研究者や技術者複数名をお招きし,これまでの研究や展望についてポスター発表をしていただきます.
  • スポンサーツアー
    • 参加者にスポンサーのことをよりよく知ってもらうため,会期中に「スポンサーツアー」を開催します.このツアーでは,シンポジウムの参加者からツアーへの参加希望を募り,委員が案内役となって各スポンサーブースを一緒に回ります.

第19回YANSシンポジウム 旅費補助

シンポジウムで発表予定の一部の学生に旅費を補助いたします.

ご応募を予定している学生の方は,以下の内容をご覧になり,事前に指導教員の許可を得てからお申し込みください.

多様な発表者のご応募をお待ちしております.

申し込み期間

2024年6月10日(月) 12:00 - 2024年6月24日(月) 15:00

通知:2024年6月28日(金) 7月1日(月)までに返信の必要あり

募集要項

以下の条件を満たす学生の皆さんのご応募をお待ちしております.応募者多数の場合は抽選にて補助対象者を決定いたします.

  • YANSシンポジウムで発表する第一著者の学生
  • 所属する研究室から旅費などが支援されない

補助内容

  • 参加費
  • 往復交通費
  • 宿泊費 (9月4日,5日分の宿泊費を,1泊13,000円を上限とした実費精算で支給します.前後泊が必要な場合その分も支給いたします.留学交流会は4日11:00-12:00,ハッカソンは4日午後からの開催ですので,ご予定が合えばぜひご参加ください.)

往復交通費と宿泊費込みで一人当たり最大7万円を助成予定です.

申し込みフォーム

記入事項:発表タイトル,発表概要(200文字程度),梅田スカイビルまでの旅程と想定旅費 ,旅程が正当・合理的である旨の説明文,前泊,後泊の必要性とその理由,申し込み理由(所属機関から旅費支援を受けられない理由)

docs.google.com

旅費補助を受給した学生の皆様にはご自身のブログにて参加報告を書いていただきます.詳細は採択後にご連絡します.

ご質問等ございましたら,yans2024committee@googlegroups.com までご連絡ください.

YANSスポンサー募集

YANSでは、自然言語処理および関連分野の若手研究者・若手技術者の交流を促進し、若手のアクティビティを高めることを目的とし、年に一度シンポジウムを開催しております。2022年には265名、2023年には300名の参加をいただいており、若手研究者、特に学生の交流の場として大変盛況となっております。参加者の交流を促進するため、交流企画を積極的に行っているのが特徴です。

YANSシンポジウムでは学生の参加を推奨しており、同分野で頑張る仲間とのつながり、また将来のキャリア形成の参考となる若手研究者・技術者や企業様との交流を持てるよう、できるだけ参加にかかる費用を抑えるようにしております。このような事情ですので、YANSシンポジウムのスポンサーを通してご支援をいただければ大変ありがたく存じます。

第19回YANSシンポジウムのスポンサーにお申し込みいただけるご担当者様は、募集要項をお読みいただき、 スポンサー登録システムよりお申し込みください。

スポンサー登録システム

お申込みは先着順とさせていただきます。支援企業・団体様と参加者の交流機会を担保するため、お申し込み多数の場合には、締め切り日を繰り上げさせていただくこともございます。 できましたらお早めのお申し込みをお願い申し上げます。

過去のシンポジウムにご支援いただいた企業・団体様は以下のリンクよりご参照いただけます。また過去のシンポジウムの開催報告も掲載しておりますので、よろしければご参照ください。

※ 2021年および2020年はオンライン開催のためスポンサー募集なし

以上、よろしくご検討下さいますよう、お願い申し上げます。

YANS運営委員会(2024年)委員長
大内 啓樹、佐藤 元紀

受付期間

2024年5月27日(月)12:00 〜 2024年7月19日(金)15:00

※スポンサー募集の申し込みは終了しました.

募集要項

ご応募いただく企業・団体様は、自然言語処理技術を製品開発にご活用されている、もしくは自然言語処理研究に取り組まれていることを原則といたします。ご支援いただきました資金は、主に参加者交流促進のためのイベント企画運営および参加者の経済的負担を軽減する目的で使用させていただきます。

申し込み必要事項

  • 企業名・団体名:こちらのお名前に基づいて請求書を発行させていただきます

  • 支援種別:「ダイヤモンド」「プラチナ」 「ゴールド」 「シルバー」の4つの種別の中からご希望の種別を選択してください。

  • ご担当者様の情報:氏名・部署名・メールアドレス・電話番号をご入力ください。

  • 掲載名称:企業名・団体名をフリガナとともにご入力ください。(Webサイトに掲載します)

  • ロゴ画像:横450px・縦200px以上のなるべく大きなサイズの画像(形式:PNG, JPEG, GIF)をご用意ください。(Webサイトに掲載します)

  • URL:最大1件のURLをご用意ください(ロゴ画像からリンクいたします)

  • お振込時期

※ スポンサー様の無料招待枠での参加者に関しては申し込み後にメールにてお伺いします。

支援種別

※スポンサー募集の申し込みは終了しました.

                                           
種別上限 料金 ロゴブース招待 口頭発表スポンサー賞スポンサーツアー 交流企画
ダイヤモンド1枠 100万円 大+看板2つ3名 10分2件
プラチナ3枠 30万円 1つ2名 5分1件
ゴールド16枠 20万円 1つ1名 1分1件
シルバー20枠 5万円 - 1名

※料金は全て消費税10%込

※取り消し線が引かれている種別については既に募集を締め切っております。

特典

1)ロゴ

YANSのスポンサーページに、御社のロゴを掲載いたします。ロゴの大きさはスポンサーの種類により異なります。同一種別のスポンサー内での掲載順序はお申し込み順とさせていただきます。Webサイトからは、ご希望のリンク先1ヶ所に対するリンクを張ることができます。

2)ブース

本会議期間中(9月5日、6日の2日間)、スポンサーブースをご利用いただけます。ダイヤモンドスポンサー様は隣接する2ブースをご利用いただけます。プラチナ・ゴールドスポンサー様は1ブースをご利用いただけます。また、スポンサーブースのより一層の活性化のためにスポンサーツアーを実施いたします。恐れ入りますが、ブース担当者はシンポジウム参加者に限定させていただきます。

3)招待

参加費を無料とさせていただきます。ご招待させていただく人数はスポンサーの種別により異なります。恐れ入りますが、宿泊費や交通費などその他の諸費に関しましてはご負担ください。

4)スポンサーセッション

当日ご参加くださる社員様に、口頭発表を行っていただきます。スポンサー様で取り組まれておられる自然言語処理や機械学習関連技術の活用に関する話題を中心にお話しいただけます。社員募集やアルバイト・インターン募集に関する告知を行っていただくことも可能です。発表時間はスポンサーの種別により異なります。恐れ入りますが、プログラム編成の都合上、ご発表いただく時間帯はこちらで指定させていただきます。

5)スポンサー賞

ポスター発表を行った学生に対し、スポンサー賞を授与していただきます。副賞をスポンサー様よりご用意いただき、授与していただくことも可能です。授与の件数はスポンサーの種別により異なります。スポンサー賞授与式は、シンポジウム最終日のクロージングでの実施を予定しております。また、Webサイトに受賞理由を掲載します。スポンサー賞の詳細は別途ご連絡させていただきます。

6)スポンサーツアー

参加者にスポンサー様のことをよりよく知ってもらうため、会期中にスポンサーツアーを開催します。このツアーでは、シンポジウムの参加者からツアーへの参加希望を募り、委員が案内役となってダイヤモンド・プラチナ・ゴールドスポンサー様のブースを回ります。

7)参加者交流企画

参加者間の相互交流の場を提供するために、参加者交流企画を開催します。交流企画の中で、希望者にはダイヤモンドスポンサー様と交流できる機会を提供する予定です。 詳細は別途ご連絡させていただきます。

ご質問等ございましたら、yans-secretariat@anlp.jp までご連絡ください。

第19回YANSシンポジウム(YANS2024)開催概要

開催日:2024年9月4日(水) - 6日(金)
会場:梅田スカイビルアウラホール(大阪府大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビル) 
9/4(水) 留学交流会・ハッカソン:梅田スカイビル「スペース36L」
9/5(木) - 6日(金) 本会議:梅田スカイビル「アウラホール」

※ シンポジウム1日目の9月4日は留学交流会とハッカソンを開催します. シンポジウム2・3日目の9月5日と9月6日は本会議(チュートリアル・ポスター発表・各種企画)を開催します.
※ 9/4(水)と9/5(木) - 6日(金)は梅田スカイビル内の異なる会場で行います
※ 合宿形式ではございません.

YANSシンポジウムのうち4日は留学交流会とハッカソンのみを開催し、本会議は5日と6日の2日間で開催します。スポンサーの皆様と参加者の皆様の濃密な交流の場を提供するべく準備を進めております。

近年のシンポジウム参加者は300名を超え、ご参加くださる方が年々増加していることから、スポンサー制度に関して料金体系や特典を見直しました。制度の詳細につきましては、上記のスポンサー募集要項をご確認ください。

第19回YANSシンポジウム

NLP 若手の会

「ことばがつむぐ、新たなつながり ~分野の境界を超えて~」

YANSは,自然言語処理,計算言語学および関連分野の,若手研究者および技術者の学問研究および技術開発の促進をはかり,参加者の相互交流および成長の場を提供し,培われた学問研究および技術開発の成果が実社会に応用されることを奨励し,この分野の学問および産業の進歩発展に貢献することを目的として,年に1度,研究シンポジウムを開催しています.

本シンポジウムを通して密な議論を行う機会を設けるとともに,組織や研究室,業種を横断する幅広いつながりを醸成する機会を設けます.2022年には265名,2023年には300名の参加があり,多数の学生・若手研究者との交流が期待できます.

今年は「異分野交流」をキーワードとして,自然言語処理分野と他分野の交流を促進できるように努力していく所存です.音声・画像処理などの周辺分野をはじめ,人文・社会学系の学生・若手の皆様にも幅広く楽しんでいただけるように企画・運営を進めてまいりたいと思います.そのような思いをシンポジウムスローガン「ことばがつむぐ、新たなつながり~分野の境界を超えて~」に込めました.

シンポジウムは大阪梅田で現地開催です.1日目には言語処理学会30周年記念事業である分野交流ハッカソンと留学交流会も開催されます.奮ってご応募/ご参加くださいますようお願い申し上げます.

YANS2024は言語処理学会のアンチハラスメントポリシーに従い運営致します.

更新情報

重要日程

  • スポンサー募集  2024年5月27日(月)12:00 - 2024年7月19日(金)15:00
  • 旅費補助の募集  2024年6月10日(月)12:00 - 2024年6月24日(月)15:00
  • 発表あり参加申込 2024年7月01日(月)12:00 - 2024年7月26日(金)15:00
  • 発表なし参加申込 2024年7月29日(月)12:00 - 2024年8月09日(金)15:00
  • プログラムの公開 2024年8月13日(火)
  • 留学交流会    2024年9月04日(水)11:00 - 12:00
  • ハッカソン    2024年9月04日(水)午後
  • シンポジウム   2024年9月05日(木)- 2024年9月06日(金)

※ 発表,参加申込多数の場合には締め切り日を繰り上げさせていただくこともございます.

開催日

2024年9月04日(水)- 2024年9月06日(金)

※ 言語処理学会30周年記念事業の一環として,シンポジウム1日目の9月4日は留学交流会と分野交流ハッカソンを開催し,シンポジウム2・3日目の9月5日と9月6日は本会議(チュートリアル・ポスター発表・各種企画)を開催します.

※ 合宿形式ではございません

開催地

梅田スカイビル(大阪府大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビル) 9/4(水) 留学交流会・ハッカソン:梅田スカイビル「スペース36L」 9/5(木) - 6日(金) 本会議:梅田スカイビル「アウラホール」

※ 9/4(水)と9/5(木) - 6日(金)は梅田スカイビル内の異なる会場で行います

参加費

参加費(税込み)は以下の通りです.

学生 社会人
5,000円 15,000円

【発表あり参加申込期間】2024年7月01日(月)12:00 - 2024年7月26日(金)15:00 ※
【発表なし参加申込期間】2024年7月29日(月)12:00 - 2024年08月09日(金)15:00
※ プログラム編成作業の都合上,参加申込よりも早い締切となっていますのでご注意ください.

※ 社会人/学生の発表ありチケットは完売しました

※ 発表,参加申込多数の場合には締め切り日を繰り上げさせていただくこともございます.

※ 発表/参加申し込みの際にお伺いするハッカソン参加希望に関して,シンポジウムの参加費以外に追加で費用は発生いたしません.

※ それぞれの参加申込は,ハッカソン参加希望・不参加希望の2種類に分けて受け付ける予定です.ハッカソンに参加予定がない方は,不参加希望をお選びください.

発表募集要項

これから始まる,または始まったばかりの研究の発表を歓迎します.本シンポジウムでの活発な議論を通じて,研究の進展を促進することを目指します.

発表テーマ

  • 自然言語処理・計算言語学
  • 音声言語処理
  • 人工知能
  • その他関連分野

発表資格

参加者の相互交流および成長の場を提供するという趣旨に照らし,特に学生および学位取得後8年以内の参加者の発表を歓迎します.自然言語処理および関係分野の研究を始めたばかりの方の発表や,始まったばかりの研究(未完成の研究)に関する発表を奨めます.発表申込に際し,特定の学会に所属している必要はございません.

発表形式

本シンポジウムでは,ポスター発表を募集いたします.ポスター発表に伴うデモの持ち込みも可能です. オンサイトでの発表のみを募集し,ポスターの事前提出や一般公開はございません.ただし,YANSでの発表内容は公知となることにご注意ください. ポスターはA0縦での作成をお願いします.発表申請時にデモ発表の意思表明をされた方には,テーブルと電源を用意します.YANSのロゴをポスターに使用したい場合,こちらからダウンロードが可能です.

発表申込方法

こちらの「事前参加登録システム」より申し込みいただけます.

ログイン/第19回言語処理若手シンポジウム(YANS) - Confit

共著,発表題目・概要等の内容は固めた上でのご登録にご協力ください.

※ 社会人/学生の発表ありチケットは完売しました

以下の点などにより,ご発表をご遠慮いただく場合があります.

  • 本シンポジウムの開催趣旨から大きく逸脱する発表はご遠慮いただく場合があります. この場合,個別にご案内いたします.
  • 申込が多数となった場合は発表募集を打ち切る可能性があります.

参加募集要項

本シンポジウムでは,聴講のみの参加も受け付けています. 自然言語処理および関係分野に興味を持ち始めたばかりの方の参加を歓迎いたします. 申込が多数となった場合は早期申込の方を優先し,参加募集を打ち切る可能性があります.

事前参加登録(参加・発表)

発表,参加申込は「事前参加登録システム」よりお申込みください.

発表あり参加申込期間:2024年7月01日(月)12:00 - 2024年7月26日(金)15:00
発表なし参加申込期間:2024年7月29日(月)12:00 - 2024年08月09日(金)15:00

ログイン/第19回言語処理若手シンポジウム(YANS) - Confit

共著,発表題目・概要等の内容は固めた上でのご登録にご協力ください.

※ 社会人/学生の発表ありチケットは完売しました

  • 参加費の支払いは銀行振込またはカード払いにて受け付けます.申し込み期間内の支払いをお願いいたします.
  • 領収書は参加費の振込後参加登録システムより発行,ダウンロード可能です.
  • プログラムに変更が生じた場合でも参加費の返金は致しかねます,ご了承ください.

記入事項

  • 発表あり/なし参加者必須:
    氏名,メールアドレス,住所,電話番号,所属,学年/職位,ハッカソン参加の有無,留学交流会への参加有無,
    ラウンドテーブルの希望テーマ,アンチハラスメントポリシーへの同意,国際会議への参加経験アンケート
  • ハッカソン参加者必須:
    参加同意,参加者アンケート(プログラミング経験の有無など)
  • 発表あり参加者必須:
    著者名・所属機関,著者リスト全員からの同意の有無,題目,概要,デモ実施の有無,キーワード(選択式),過去の奨励賞受賞有無

旅費補助

シンポジウムで発表予定の一部の学生には旅費補助を実施いたします.

  • 申し込み期間:2024年6月10日(月) 12:00 - 2024年6月24日(月) 15:00
  • 通知 :2024年6月28日(金) (翌7月1日(月)までに返信の必要あり)
  • 内容 :参加費,往復交通費,宿泊費の予定

詳細については以下のURLからご確認ください.

YANS第19回シンポジウム 旅費補助

プログラム

概要

  • YANS分野交流ハッカソン with 言語処理学会30周年記念事業
    昨年に引き続きシンポジウム1日目の 9月4日(水)に分野交流ハッカソンを行います.自然言語処理の周辺分野(画像・音声処理など)をはじめ,人文・社会学分野も含めた幅広い分野の学生・社会人の交流を促進することが目的のひとつです.また,関連が薄くとも,自然言語処理に興味がある方も同様です.これを機に「自然言語処理に触れてみたい」「自然言語処理の若手研究者と交流してみたい」という方を広く募集します. 第19回YANSシンポジウム YANS分野交流ハッカソン with 言語処理学会30周年記念事業 - YANS

  • 留学交流会 with 言語処理学会30周年記念事業
    昨年に引き続きシンポジウム1日目の 9月4日(水)に留学交流会を行います.海外の大学などで,研究を行う際のtipsを紹介する講演会を行います.今回は,半年程度の比較的短期間の留学と既に職を得た若手向け在外研究についても紹介します.また,講演後と留学を考えている人と留学経験者との交流の場を提供します.

  • チュートリアル (オーラル)
    自然言語処理や関連分野の第一線で活躍する研究者をお招きし,招待講演を行います.最新の研究動向や課題,時流を見据えた今後の展開についてリアルな経験に基づいてお話しいただきます.

  • 招待セッション (ポスター)
    自然言語処理やマルチモーダルな分野でご活躍なさっている気鋭の若手研究者/技術者をお招きして,ポスターセッションを開催します.実世界のタスクに取り組んできた彼らの取り組みについて垣間見ることができるセッションです.

  • スポンサー発表(オーラル)
    スポンサーの企業/団体における自然言語処理や関連分野の技術の活用事例などについてご紹介いただきます.

  • スポンサーツアー
    参加者にスポンサーのことをよりよく知ってもらうため,会期中に「スポンサーツアー」を開催します.このツアーでは,シンポジウムの参加者からツアーへの参加希望を募り,委員が案内役となって各スポンサーブースを一緒に回ります.

  • 一般発表(ポスター. デモの持ち込みも可能)

  • 交流企画
    参加者間の相互交流の場を提供するために,参加者交流企画の開催を予定しています.ダイヤモンドスポンサー様には特典を設けます.

第一著者に対する賞

本シンポジウムでは,優秀な研究発表を行った第一著者に「奨励賞」を授与いたします.本賞は,これから始まる,または始まったばかりの研究を奨励することを主旨とするものであり,現時点の研究の完成度よりもアイディアの面白さ,及び,新規性や発展性への期待を重視します.また,デモを伴う発表が多く集まった場合には,優秀なデモの第一著者に対して「デモ賞」を用意する可能性があります.さらに,産学交流の一環として,スポンサー様の企業・団体独自の視点から賞を授与する「スポンサー賞」が用意されています.様々な視点から受賞するチャンスがあります.たくさんの発表申し込みをお待ちしております.

※ 第一著者が発表することが全ての賞の受賞条件です.

※ 奨励賞の授賞対象は第一著者のみで,第二著者以降の共著者は授賞対象に入りません.過去に奨励賞を受賞していないことが条件です.

スポンサー募集

YANSシンポジウムへのスポンサーシップを募集いたします. YANSは若手研究者,特に学生が同じ分野で頑張る仲間とつながり,また将来のキャリア形成の参考となる研究者・技術者や企業様との交流を持てる場となることを目指し,シンポジウムを開催しております.YANSシンポジウムのスポンサーを通してご支援をいただければ大変ありがたく存じます. ご支援いただきました資金は,主に参加者交流促進のためのイベント企画運営および参加者の経済的負担を軽減する目的で使用させていただきます.

ご支援のお願いの詳細につきましては以下のURLからご確認いただけます.
YANSシンポジウム スポンサー募集
ご担当者様は期間内にスポンサー登録システムよりお申し込みください. ご質問は yans-secretariat(at)anlp.jp までご連絡ください.

募集概要

  • 募集期間
    2024年5月27日(月)12:00 - 2024年7月19日(金)15:00 ※ スポンサー募集の申し込みは終了しました
  • スポンサー枠
    ダイヤモンド(1枠, 100万円),プラチナ(3枠, 30万円), ゴールド(16枠, 20万円), シルバー(20枠, 5万円)

お申し込みの前にスポンサー特典の内容を今一度ご確認くださいますようお願い申し上げます.なお,上限数があるものは先着順となりますので,できるだけ早めのお申し込みをご検討いただけますと幸いです.

主催

言語処理学会若手支援事業
言語処理学会若手支援事業 YANS

スポンサー

ダイヤモンドスポンサー

プラチナスポンサー

ゴールドスポンサー

シルバースポンサー

YANSシンポジウム運営委員会(2024年)

運営委員

委員長

  • 大内 啓樹 (NAIST/サイバーエージェント)
  • 佐藤 元紀 (Preferred Networks)

顧問

  • 梶原 智之 (愛媛大)

委員

  • 岩本 蘭 (日本IBM/慶應大)
  • 小原 涼馬 (NEC)
  • 勝又 智 (レトリバ)
  • 栗原 健太郎 (AI Shift/サイバーエージェント)
  • 小林 悟郎 (東北大)
  • 鈴木 雅弘 (日興アセット/東大)
  • 西田 悠人 (NAIST)
  • 根石 将人 (みらい翻訳)
  • 長谷川 駿 (エクサウィザーズ)
  • 馬緤 美穂 (LINEヤフー)
  • 松野 智紀 (みらい翻訳)
  • 三田 雅人 (サイバーエージェント/都立大/東大)
  • 守屋 彰二 (東北大)
  • 矢田 竣太郎 (NAIST)
  • 矢野 千紘 (PKSHA Technology)
  • 山岸 駿秀 (マネーフォワード)
  • Youmi Ma (東工大)
  • 李 凌寒 (LINEヤフー/SB Intuitions)

お問い合わせ

第19回YANSシンポジウム運営委員会
yans2024committee (at) googlegroups.com

第19回YANSシンポジウム スポンサー一覧

スポンサーの募集についての詳細ページはこちら

第19回言語処理若手シンポジウム(YANS)は以下のスポンサーの皆様に協賛いただいております。

ダイヤモンドスポンサー

プラチナスポンサー

ゴールドスポンサー

シルバースポンサー