2018年8月27日(月)〜29日(水)、香川県高松市にて NLP 若手の会第13回シンポジウムを開催しました。約150名の参加者と17社のスポンサーの皆様をむかえ、今年も大盛況でした。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
最終日には、奨励賞として5件、デモ賞として1件、ハッカソン賞として3件の受賞者を参加者の投票により選定し閉会式にて表彰しました。本奨励賞はこれから始まる、または始まったばかりの研究を奨励することを主旨とするものであり、現時点の研究の完成度よりもアイディアの面白さおよび新規性、発展性への期待を重視しています。
受賞者
奨励賞
- P26 「サブワードに基づく単語ベクトルの再構築」佐々木翔大 (東北大), 鈴木潤, 乾健太郎 (東北大/理研AIP)
- P39 「スタイル変換のためのリファレンスなし教師あり学習」三浦びわ, 梶原智之, 荒瀬由紀 (阪大)
- P18 「LSTM による句の削減可能性の計算」能地宏 (産総研)
- P46 「言語・視覚情報の統合による自動論文要約システム」山本晋太郎, 福原吉博 (早大), 鈴木亮太 (産総研), 森島繁生 (早大), 片岡裕雄 (産総研)
- P24 「情報科学論文からの技術の利点・欠点のマイニングに向けて」白井穂乃 (東北大), 井之上直也, 乾健太郎 (東北大/理研AIP)
デモ賞
- D05 「大規模な新聞記事コーパスを用いた日本語ニューラル見出し生成」田口雄哉, 人見雄太 (朝日新聞), 西鳥羽二郎 (レトリバ)
ハッカソン賞
- 分析タスク: 「40時間は頑張れない」松野智紀 (NAIST), 能地宏 (AIST), 井之上直也 (東北大), 梶原智之 (阪大)
- 自由テーマ: 「Team ZAKO」山田涼太 (東大), 佐藤元紀 (PFN), 三浦びわ (阪大), 橋口友哉 (甲南大)
- 分類タスク: 「チームttk」久保隆宏 (TIS), 田邉将吾 (大和総研), 辰巳守祐 (NAIST)
今年のハッカソンのテーマは「論文」でした. 3つのタスクを運営側で用意しました. 1. 論文のAccept/Rejectを予測する「分類タスク」 2. 論文のAccept/Rejectの要因を分析する「分析タスク」 3. 自由にNLPツールを作る「自由タスク」
論文のAccept/ Rejectに関するデータセット「PeerRead (NAACL 2018, Ai2)」を運営側でクリーニングし, train/dev/testに分割しました. 結果として, ベースラインを超える精度を「チームttk」が出してくれました. 詳細に関しては「ハッカソン最終発表スライド」を参照してください.
ハッカソンデータセット github.com
ハッカソン紹介スライド docs.google.com
ハッカソン最終発表スライド docs.google.com
招待講演
- 永田 亮 氏 (甲南大): 「もっと気軽に英語論文を書こう」
- 牛久 祥孝 氏 (東大): 「Deep Learning による視覚×言語融合の最前線」
P26 「サブワードに基づく単語ベクトルの再構築」佐々木翔大 (東北大), 鈴木潤, 乾健太郎 (東北大/理研AIP) |
P39 「スタイル変換のためのリファレンスなし教師あり学習」三浦びわ, 梶原智之, 荒瀬由紀 (阪大) |
P18 「LSTM による句の削減可能性の計算」能地宏 (産総研) |
P46 「言語・視覚情報の統合による自動論文要約システム」山本晋太郎, 福原吉博 (早大), 鈴木亮太 (産総研), 森島繁生 (早大), 片岡裕雄 (産総研) |
P24 「情報科学論文からの技術の利点・欠点のマイニングに向けて」白井穂乃 (東北大), 井之上直也, 乾健太郎 (東北大/理研AIP) |
D05 「大規模な新聞記事コーパスを用いた日本語ニューラル見出し生成」田口雄哉, 人見雄太 (朝日新聞), 西鳥羽二郎 (レトリバ) |
ハッカソン分析タスク:「40時間は頑張れない」松野智紀 (NAIST), 能地宏 (AIST), 井之上直也 (東北大), 梶原智之 (阪大) |
ハッカソン自由テーマ:「Team ZAKO」山田涼太 (東大), 佐藤元紀 (PFN), 三浦びわ (阪大), 橋口友哉 (甲南大) |
ハッカソン分類タスク:「チームttk」久保隆宏 (TIS), 田邉将吾 (大和総研), 辰巳守祐 (NAIST) |