NLP若手の会 (YANS) 委員紹介

委員紹介

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NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム プログラム

更新履歴

  • 2023/08/14: プログラム詳細を公開しました new!
  • 2023/07/06: 招待セッションの情報を公開しました
  • 2023/07/03: ハッカソン・チュートリアルの情報を公開しました
  • 2023/06/05: プログラム概要を公開しました

8/29(火): YANS分野交流ハッカソン with 言語処理学会30周年記念事業

言語処理学会30周年記念事業の一環として、シンポジウム0日目、8/29(火)に分野交流ハッカソンを行います。画像処理をはじめとする自然言語処理以外の分野の学生・社会人と広く交流することが目的のひとつです。昨今の生成AIの登場を背景として、言語生成および画像生成の可能性を深く探る機会とします。具体的には、OpenAI API(GPTシリーズおよびDALL-E)を利用し、デモアプリ開発ハッカソンとリーダーボードハッカソンをそれぞれ開催します。1チームあたり5名程度のチームでテーマに取り組み、優秀チームには表彰があります。

[13:00-20:00] デモアプリ開発ハッカソン

画像+言語のマルチモーダルな出力を行うWebアプリを開発し、そのアイデアや面白さを競います。OpenAI API の言語生成 API や画像生成 API 等を利用します。

[13:00-20:00] リーダーボードハッカソン

特定の評価メトリックを用いたコンペ形式の競争になります。OpenAI API を用いて公開データに基づく自然言語生成タスクに挑戦していただきます。リアルタイムにモデルのスコアを測定できるリーダーボードを用意します。

詳細は以下のページをご参照下さい。
NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム YANS分野交流ハッカソン with 言語処理学会30周年記念事業 - NLP 若手の会

8/30(水): シンポジウム1日目

[09:30-10:00] 開場

[10:00-10:30] オープニング

[10:30-11:30] チュートリアル (1) 「グラフを用いた近似最近傍探索の理論と応用」

講演者: 松井 勇佑 氏 (東京大学)
松井 勇佑 氏 概要: 近似最近傍探索とは、「似ているベクトルを探す」というシンプルかつ基盤的な技術である。近傍探索技術は古くから様々な分野で研究が進められてきたが、現在でも活発に技術革新が進んでいる。近年ではCLIPを用いたマルチモーダル検索や、埋め込み探索によるLLMへの知識追加方式として、近傍探索技術は注目を集めている。本チュートリアルでは、特に2010年代後半から目覚ましく発展を遂げ、多くのVector Databaseのバックエンドにもなっている「グラフを用いた探索方式」に焦点を当て、その理論と応用について解説する。

略歴: 2016年、東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学修了。国立情報学研究所特任研究員、東京大学生産技術研究所助教を経て、2020年より東京大学大学院情報理工学系研究科講師。コンピュータビジョン、マルチメディア、特に大規模・高速・省メモリなデータ構造に関する研究に従事。博士(情報理工学)。

[11:40-12:40] ポスターセッション (1)

トピック別の発表一覧はこちら NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム ポスターセッション トピック別索引 - NLP 若手の会

  • [S1-P01] 言語獲得過程を模倣した文の複雑さに基づくカリキュラム学習
    大羽未悠 (NAIST), 芳賀あかり (NAIST), 深津聡世 (東大), 大関洋平 (東大)

  • [S1-P02] 衛星画像に基づいた災害被害の説明生成
    辻本陵 (NAIST), 大内啓樹 (NAIST/理研), 澤野耕平 (NAIST), 松田裕貴 (NAIST), 諏訪博彦 (NAIST), 渡辺太郎 (NAIST)

  • [S1-P03] JGLUEによる事前学習済み日本語LLMの日本語理解能力の評価
    林崎由 (東北大), 能勢隆 (東北大), 伊藤彰則 (東北大)

  • [S1-P05] 大規模言語モデルへの不適切な入力に関する研究
    大賀悠平 (NTT), 長谷川拓 (NTT), 西田京介 (NTT), 齋藤邦子 (NTT)

  • [S1-P06] セールストークを対象としたエンゲージメント駆動タスク指向対話の検討
    邊土名朝飛 (サイバーエージェント), 馬場惇 (サイバーエージェント), 赤間怜奈 (東北大)

  • [S1-P07] text embeddingを用いたデータ作成支援の検討
    満石風斗 (マネーフォワード), 安立健人 (マネーフォワード), 狩野芳伸 (静大)

  • [S1-P08] 逆翻訳確率を考慮した語句言い換え手法
    和田崇史 (メルボルン大)

  • [S1-P09] オンライン会議の議事録自動作成に向けた前処理手法の検討
    勝田哲弘 (ワークス), 大野正樹 (RevComm)

  • [S1-P10] 専門家が平易化した記事を用いたやさしい日本語パラレルコーパスの構築
    宮田莉奈 (愛媛大), 惟高日向 (愛媛大), 山内洋輝 (愛媛大), 柳本大輝 (愛媛大), 梶原智之 (愛媛大), 二宮崇 (愛媛大), 西脇靖紘 (MATCHA)

  • [S1-P11] 音声認識結果誤りとプロンプト活用について
    山野陽祐 (朝日新聞社), 嘉田紗世 (朝日新聞社), 田森秀明 (朝日新聞社)

  • [S1-P12] 内部表現の幾何に基づく言語モデルの解釈
    大山百々勢 (京大/理研), 山際宏明 (京大), 石橋陽一 (京大), 下平英寿 (京大/理研)

  • [S1-P13] Twitterの投稿を用いた4大認知症の自動分類と大規模言語モデルの医療応用に向けた考察
    宇都宮和希 (工学院大), 坂野遼平 (工学院大)

  • [S1-P14] 否定表現を伴う文における含意関係の認識に向けて
    内田巧 (滋賀大), 南條浩輝 (滋賀大)

  • [S1-P15] 会話の含みへの対応における人間と言語モデルの比較
    小方雅子 (早大), 中下咲帆 (早大), 藤後英哲 (早大), 菊池英明 (早大), 藤倉将平 (サイシキ)

  • [S1-P16] 非自己回帰言語モデルへの強化学習の適用
    王昊 (早大), 森村哲郎 (サイバーエージェント), 本多右京 (サイバーエージェント), 河原大輔 (早大)

  • [S1-P17] 日本語学習のための形態意味中心の動詞活用
    松﨑孝介 (東北大), 谷口雅弥 (理研), 坂口慶祐 (東北大/理研), 乾健太郎 (東北大/理研)

  • [S1-P18] プログラミング課題文に対するアノテーションコーパスの作成
    𠮷野仁弥 (龍谷大), 南條浩輝 (滋賀大), 馬青 (龍谷大)

  • [S1-P19] 生成モデルを利用したテキストデータセットの蒸留
    前川在 (東工大), 小杉哲 (東工大), 船越孝太郎 (東工大), 奥村学 (東工大)

  • [S1-P20] 統語パラメータの生得性:言語モデルからの知見
    山田裕真 (東大), 染谷大河 (東大), 大関洋平 (東大)

  • [S1-P21] 雑談チャットボットから精神診断チャットボットに自然的に遷移するためのチャット生成
    兪東根 (北大), 伊藤俊彦 (北大)

  • [S1-P22] knn-seq: 高速・拡張可能なkNN機械翻訳フレームワーク
    出口祥之 (NAIST/NICT), 平野颯 (NAIST), 星野智紀 (NAIST), 西田悠人 (NAIST), Justin Vasselli (NAIST), 渡辺太郎 (NAIST)

  • [S1-P23] 大規模言語モデルを用いた自由記述アンケートの自動分析の初期検討
    銭本友樹 (筑波大), 長谷川遼 (筑波大), 宇津呂武仁 (筑波大)

  • [S1-P24] ChatGPTは優れた教師になれるのか?
    郷原聖士 (NAIST), 上垣外英剛 (NAIST), 渡辺太郎 (NAIST)

  • [S1-P25] コーパス内の関係間の相互作用を考慮した関係抽出
    牧野晃平 (豊田工大), 三輪誠 (豊田工大), 佐々木裕 (豊田工大)

  • [S1-P26] 経済的因果検索のためのデータセットの構築に向けて
    小林涼太郎 (東大), 高柳剛弘 (東大), 坂地泰紀 (東大), 和泉潔 (東大)

  • [S1-P27] 基盤モデルのファインチューニングによる化学系の専門知識に回答可能なチャットボットの構築検討
    畠山歓 (東工大), 早川晃鏡 (東工大), 難波江裕太 (東工大)

  • [S1-P28] 統語構造に着目した対話エントレインメント分析の検討
    守屋彰二 (東北大), 佐藤志貴 (東北大), 徳久良子 (東北大), 赤間怜奈 (東北大/理研), 乾健太郎 (東北大/理研)

[12:40-14:00] 昼休憩

[14:00-15:00] ポスターセッション (2)

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  • [S2-P01] 日本語LLMベンチマーク構築に向けて
    栗原健太郎 (AI Shift), 佐々木翔大 (サイバーエージェント), 張培楠 (サイバーエージェント), 石上亮介 (サイバーエージェント), 三田雅人 (サイバーエージェント), 加藤明彦 (サイバーエージェント)

  • [S2-P02] Development of Multilingual Adaptive Text-to-Speech Systems: Overcoming Challenges of Language Adaptation and Personal Speech Traits
    Chung Tran (JAIST), Chi Mai Luong (IOIT), Sakriani Sakti (JAIST)

  • [S2-P03] 量子計算を用いた言語モデルの検討
    三輪拓真 (NAIST), 河野誠也 (NAIST), 吉野幸一郎 (NAIST)

  • [S2-P04] ChatGPT で「おくのほそ道」を読む―近世紀行文における場所参照表現の認識―
    片山歩希 (NAIST), 東山翔平 (NICT/NAIST), 大内啓樹 (NAIST/理研), 渡辺太郎 (NAIST)

  • [S2-P05] 単言語データを用いたLLMベースのkNN機械翻訳
    西田悠人 (NAIST), 森下睦 (NTT), 上垣外英剛 (NAIST), 渡辺太郎 (NAIST)

  • [S2-P06] LoRAチューニングの効果的な利用のための設定分析
    矢野一樹 (東北大), 伊藤拓海 (東北大/Langsmith), 鈴木潤 (東北大/理研)

  • [S2-P07] 2段階対照学習による日本語文埋め込みモデルの汎用性獲得
    福地成彦 (PKSHA), 星野悠一郎 (PKSHA), 渡邉陽太郎 (PKSHA)

  • [S2-P08] 関心を集める街の事物発見のための位置情報付き写真・テキスト投稿分析手法の検討
    澤野耕平 (NAIST), 松田裕貴 (NAIST), 大内啓樹 (NAIST), 諏訪博彦 (NAIST), 安本慶一 (NAIST)

  • [S2-P09] 対話モデルの生成確率の変動を用いた小学校の授業における発話の影響度分析
    大西朔永 (岡山理大), 椎名広光 (岡山理大), 保森智彦 (岡山理大)

  • [S2-P10] 他者情報のやり取りを行う対話エージェントを用いた非同期・間接コミュニケーションシステム
    志満津奈央 (名工大), 李晃伸 (名工大), 上乃聖 (名工大)

  • [S2-P11] 会議会話におけるフィードバック系発話の検出
    本郷望実 (京セラ), 新美翔太朗 (京セラ), 後藤啓介 (京セラ), 村上文雄 (京セラ), 西山薫 (京セラ), 西田典起 (理研), 松本裕治 (理研), 船津陽平 (京セラ)

  • [S2-P12] 三言語モデル寄れば文殊の知恵を
    稲葉達郎 (京大), 藤井巧朗 (横国大), 小原涼馬 (北大), 柴田幸輝 (筑波大)

  • [S2-P13] 高性能な文類似度を用いた事前学習モデルの対照学習
    山際宏明 (京大), 石橋陽一 (京大), 下平英寿 (京大/理研)

  • [S2-P14] 打ち言葉に特化させた学習手法を用いた親密度推定モデル
    仲田明良 (静大), 狩野芳伸 (静大)

  • [S2-P15] テキスト編集事例の自動分析に向けた大規模言語モデルの活用方法の検
    山口大地 (名大), 宮田玲 (東大), 藤田篤 (NICT), 梶原智之 (愛媛大), 佐藤理史 (名大)

  • [S2-P16] 因果調整を導入した粒度の細かい尺度に基づく事前学習済み言語モデルの語義関係知識の探査
    Cao Zhihan (東工大), 德永健伸 (東工大)

  • [S2-P17] 知識の提供という側面から見たスポーツ実況中継の分析
    森雄一郎 (東工大), 前川在 (東工大), 小杉哲 (東工大), 船越孝太郎 (東工大), 高村大也 (産総研), 奥村学 (東工大/理研)

  • [S2-P18] RL-SPINNを組み込んだシグナリングゲームにおける構成性
    加藤大地 (東大), 上田亮 (東大), 宮尾祐介 (東大)

  • [S2-P19] 小規模データによる言語モデルの統語獲得:バリエーションセットを用いたデータ効率化
    片野悠史 (東大), 深津聡世 (東大), 大関洋平 (東大)

  • [S2-P20] Towards Non-literal Machine Translation: Detecting Non-literal Translations from Parallel Text
    Yu Lianhao (東大), 吉永直樹 (東大)

  • [S2-P21] ものの集まりを伝達する言語創発ゲーム
    上田亮 (東大), 横井祥 (東北大/理研)

  • [S2-P22] 文章から地図へ:テキストジオグラウンディングシステムの開発
    中谷響 (NAIST), 寺西裕紀 (理研/NAIST), 東山翔平 (NICT/NAIST), 大内啓樹 (NAIST/理研), 渡辺太郎 (NAIST)

  • [S2-P23] アバターとの関係性を実現するためのアバターデータセット生成システムの開発
    曾根周作 (OSX/東北大)

  • [S2-P24] 珍妙で面白いWikipedia記事の発見手法
    多田智貴 (北大), 林克彦 (北大), 上垣外英剛 (NAIST)

  • [S2-P25] 巡回ホログラフィック縮退表現による大規模マルチラベル分類の効率化
    西田拳 (北大), 林克彦 (北大), 上垣外英剛 (NAIST)

  • [S2-P26] 大規模言語モデルを用いた特許評価システムの検討
    井上誠一 (VAIABLE), 貞光九月 (VAIABLE)

  • [S2-P27] 語彙内トークンを媒介とした大規模言語モデルへのソフトプロンプトの転移
    中島京太郎 (都立大), 金輝燦 (都立大), 平澤寅庄 (都立大), 岡照晃 (一橋大), 小町守 (一橋大)

  • [S2-P28] BERTを用いた文法誤り検出性能改善に向けた対照学習の検討
    岡本昇也 (龍谷大), 南條浩輝 (滋賀大), 馬青 (龍谷大)

[15:15-16:20] ラウンドテーブル

参加者間の相互交流の場を提供するために、シンポジウム1日目、8/30(水)にラウンドテーブルを開催します。これは、テーブルごとにトピックを決め、少人数で話をする企画です。組織や業種に関係なく、同じ興味を持った人たちとの気軽な交流を促進します。テーブルの割り当てを2回行い、様々な人と交流する機会を作ります。1回あたり20分で、1回目は「興味のある研究分野」、2回目は「キャリア」についてお話ししながら交流していただきます。 また、ダイヤモンドスポンサー様の専用卓をご用意する予定です。

[16:35-17:40] スポンサーセッション (1)

スポンサー様の企業/団体における自然言語処理や関連分野の技術の活用事例などについてご紹介いただきます。

発表スポンサー一覧 (敬称略)

  • 株式会社サイバーエージェント (ダイヤモンド)

  • 株式会社 PKSHA Technology (プラチナ)

  • 株式会社リクルート (プラチナ)

  • 博報堂テクノロジーズ (ゴールド)

  • シェルパ・アンド・カンパニー株式会社 (ゴールド)

  • 株式会社くふうカンパニー (ゴールド)

  • ELYZA (ゴールド)

[17:50-18:50] ポスターセッション (3)

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  • [S3-P01] 日本語特化の視覚と言語を組み合わせた事前学習(VLP)モデルの開発
    王直 (HT), 細野健人 (HT), 石塚湖太 (HT), 川上孝介 (HT)

  • [S3-P02] 音声から無限次元の動的離散表象を教師なし学習:深層生成音声言語モデルを目指して
    高橋舜 (JAIST), Sakriani Sakti (JAIST)

  • [S3-P03] 有価証券報告書に適した文の類似性の評価指標の検討
    土井惟成 (JPX/東大)

  • [S3-P04] 翻訳データを用いてチューニングした言語モデルの流暢性向上
    李凌寒 (LINE)

  • [S3-P05] 異文化レシピ: 対話AIの正用法を学ぶ教材開発
    山内璃乃 (日本女子大), 小原百々雅 (日本女子大), 小原有以 (日本女子大), 佐藤美唯 (日本女子大), 田口真里 (日本女子大), 高野志歩 (日本女子大), 倉光君郎 (日本女子大)

  • [S3-P06] 短トークンを入力とするLMを用いた表構造解析における属性分類
    奥村雄輝 (ファーストアカウンティング)

  • [S3-P07] AIに必要な人間の一般的な道徳観の獲得
    大橋巧 (法大), 中川翼 (法大), 彌冨仁 (法大)

  • [S3-P08] カスタマーサポートにおけるLLM-basedタスク指向対話システムの構築と評価の検討
    二宮大空 (AI Shift), 戸田隆道 (AI Shift), 下山翔 (AI Shift), 友松祐太 (AI Shift)

  • [S3-P09] マルチソース入力を用いた多言語文符号化器による感情分析
    梶川怜恩 (愛媛大), 梶原智之 (愛媛大)

  • [S3-P10] 音声認識の可読性向上に関するLLMの実用可能性の実験と評価
    杉野かおり (朝日新聞社), 山野陽祐 (朝日新聞社), 嘉田紗世 (朝日新聞社), 石井奏人 (朝日新聞社), 田森秀明 (朝日新聞社)

  • [S3-P11] 有価証券報告書のPDFに含まれる表を対象にした構造解析の試み
    佐藤栄作 (小樽商大), 木村泰知 (小樽商大)

  • [S3-P12] 文法性評価ベンチマークBLiMPにおけるバイアス除去
    上田直生也 (都立大), 三田雅人 (サイバーエージェント/都立大), 小町守 (一橋大)

  • [S3-P13] 敵対的事例を用いたIn-context learningによるLLM生成エッセイの検出
    小池隆斗 (東工大), 金子正弘 (MBZUAI/東工大), 岡崎直観 (東工大)

  • [S3-P14] 早押しクイズでの先読みにおける眼球運動のモデリング
    山下陽一郎 (東大), 原田宥都 (東大), 大関洋平 (東大)

  • [S3-P15] テキスト化された表情特徴量を付与したMELD-FAIR データセットの拡張と感情認識の検討
    松本篤弥 (東大/OSX), 曾根周作 (東北大/OSX), 牛久祥孝 (OSX)

  • [S3-P16] Wisdom of Prompts:プロンプトの重みづけによるLLMの精度向上
    守山慧 (東大), 中山功太 (理研), 馬場雪乃 (東大)

  • [S3-P17] ソーシャルメディアにおける発話の攻撃性推定を利用した会話補助システムの検討
    藤原知樹 (東北大), 伊藤彰則 (東北大), 能勢隆 (東北大)

  • [S3-P18] 説明可能なチャートQAに向けた検討
    木村昴 (東北大), 田中涼太 (東北大/NTT), 坂口慶祐 (東北大/理研)

  • [S3-P19] 対照学習に基づく文埋込は各単語をその情報利得で重み付ける
    栗田宙人 (東北大), 小林悟郎 (東北大/理研), 横井祥 (東北大/理研), 乾健太郎 (東北大/理研)

  • [S3-P20] タスク分解による Clinical Timeline 構築のための効率的なQAベースアノテーションの検討
    清水聖司 (NAIST), Lis Kanashiro (NAIST), 矢田竣太郎 (NAIST), 荒牧英治 (NAIST)

  • [S3-P21] 企業・業界動向抽出のための経済情報ラベルの定義とタグ付きコーパスの構築
    増田太郎 (日経新聞), 櫻井亮佑 (日経新聞), 桐井智弘 (日経新聞), 渡邊英介 (東大), 石原祥太郎 (日経新聞)

  • [S3-P22] 因子テーブル化の臨床応用検討
    大槻優佳 (NAIST), 大塚皇輝 (NAIST), 矢田竣太郎 (NAIST), 若宮翔子 (NAIST), 荒牧英治 (NAIST), 吉江智秀 (国立循環器病研究センター)

  • [S3-P23] Sudachi+Ginzaを用いた係り受けを考慮したTTS
    青柳詠美 (フリー)

  • [S3-P24] 漫才対話構造の分析手法の検討
    片岸祥帆 (北大), 小原涼馬 (北大), 佐々木裕多 (東工大), 荒木健治 (北大)

  • [S3-P25] 軽量T5モデルの開発と性能評価
    小柳響子 (日本女子大), 相馬菜生 (日本女子大), 松島美波 (日本女子大), 倉光君郎 (日本女子大)

  • [S3-P26] 日本語ニュース記事平易化コーパスとLLM応用
    浦川通 (朝日新聞社), 田口雄哉 (朝日新聞社), 新妻巧朗 (朝日新聞社)

  • [S3-P27] BERTの勾配情報を用いた契約書文章の意味的比較
    藤野知之 (BoostDraft), 藤井陽平 (BoostDraft)

  • [S3-P28] 大規模言語モデルを用いたfine-tuningおよびfew-shot learningによる機械翻訳精度の比較・評価
    近藤海夏斗 (筑波大), 宇津呂武仁 (筑波大), 永田昌明 (NTT)

[19:00-19:30] YANSスペシャルセッション

研究生活に忍び寄る病みの脅威。心身ともに健康に過ごすためのtipsをYANS運営委員と共にゆるーくお話しましょう。名付けて、「病みの魔術に対する防衛術」。

8/31(木): シンポジウム2日目

[09:30-10:00] 開場

[10:00-11:00] チュートリアル (2) 「その研究ChatGPTでいいんじゃないですか?~LLM時代の対話システム研究~」

講演者: 吉野 幸一郎 氏 (理化学研究所 / 奈良先端科学技術大学院大学)
吉野 幸一郎 氏 概要: ChatGPTに代表される大規模言語モデルが注目を浴びており、それにともない対話システムを利用した研究開発も盛んに議論されるようになっている。対話システムが実生活で利用されるようになりつつあるのは喜ばしい一方で、研究テーマの設定に迷ったり、場合によっては研究テーマの大きな方針転換を迫られることも多い。本チュートリアルでは対話システム研究の歴史を振り返ることで、これまで対話研究者が抱えてきた基本的な問題意識、その中で大規模言語モデルによって何が解けるようになったか、何がまだ解けていない問題なのか、今後取り組むべき課題はどのような点にあるか、について議論する。

略歴: 2014年京大情報学研究科博士後期課程修了。 学振PD、奈良先端大助教等を経て、現在理研知識獲得・対話研究チームリーダー、奈良先端大客員教授。 音声言語処理および自然言語処理、特に音声対話システム・ロボット対話システムに関する研究に従事。IWSDS Best Paper Award、NLP4ConvAI@ACL Best Paper Award等受賞。ISPJ-NL研幹事、JSAI-SLUD研専門委員、JNLP編集委員、IEEE-SLTC、DSTC-SC、ARR-AE。SIGDIAL、ACL、RSJ各会員。

[11:00-11:30] スポンサーセッション (2)

スポンサー様の企業/団体における自然言語処理や関連分野の技術の活用事例などについてご紹介いただきます。

発表スポンサー一覧 (敬称略)

  • 株式会社Helpfeel (プラチナ)

  • LLM-X (ゴールド)

  • 株式会社エクサウィザーズ (ゴールド)

  • ちゅらデータ株式会社 (ゴールド)

[11:40-12:40] ポスターセッション (4)

トピック別の発表一覧はこちら NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム ポスターセッション トピック別索引 - NLP 若手の会

  • [S4-P01] 多言語系列変換モデルにおける文字系列情報の有用性に関する分析
    黒澤友哉 (東大), 谷中瞳 (東大)

  • [S4-P02] 富岳とKotoba Technologiesが架け橋となる大規模言語モデルの現状と未来
    小島熙之 (Kotoba Tech./コーネル大), 笠井淳吾 (Kotoba Tech./TTIC/ワシントン大)

  • [S4-P03] ボーカロイド楽曲の歌詞生成における課題の検討
    臼井久生 (農工大), 古宮嘉那子 (農工大)

  • [S4-P04] Decoding with Semi-Local Constraint on Information Density
    陣内佑 (サイバーエージェント), 森村哲郎 (サイバーエージェント), 本多右京 (サイバーエージェント)

  • [S4-P05] 実応用に向けた日本語固有表現抽出スキーマの検討
    小林滉河 (LINE), 松田耕史 (LINE), 水本智也 (LINE), 佐藤敏紀 (LINE)

  • [S4-P06] AIエージェントからなるネットワークにおけるエコーチェンバー現象の分析
    大萩雅也 (LINE), 佐藤敏紀 (LINE)

  • [S4-P07] 職場日報からの幸福度推定〜well-beingの向上を目指して〜
    林純子 (NAIST), 伊藤和浩 (NAIST), 渡邉寧 (京大), 中山真孝 (京大), 内田由紀子 (京大), 若宮翔子 (NAIST), 荒牧英治 (NAIST)

  • [S4-P08] 経験に基づく知識の想起と深化を伴う対話システムの構築に向けて
    渡邉寛大 (NAIST/理研), 河野誠也 (理研/NAIST), 湯口彰重 (東京理科大/理研), 吉野幸一郎 (理研/NAIST)

  • [S4-P09] 高速なプロダクト進化のための改善案自動推薦手法の検討
    秋信有花 (NTT), 切貫弘之 (NTT), 丹野治門 (NTT)

  • [S4-P10] 機械学習モデルを用いた構造化文書からの情報抽出
    竹下虎太朗 (マネーフォワード), 安立健人 (マネーフォワード), 狩野芳伸 (静大)

  • [S4-P11] OpenAI GPTモデルを活用したテキストからの情報抽出とYahoo!検索への応用
    中野佑哉 (ヤフー), 大森光 (ヤフー), 沖本祐典 (ヤフー), 西賢太郎 (ヤフー), 岩澤宏希 (ヤフー)

  • [S4-P12] 高等学校の情報科教育における自然言語処理の活用に関する検討
    坪倉和哉 (愛知県立大), 入部百合絵 (愛知県立大)

  • [S4-P13] 雑談対話にキャラクタ性を付与するためのスタイル変換
    近藤里咲 (愛媛大), 梶川怜恩 (愛媛大), 梶原智之 (愛媛大), 二宮崇 (愛媛大)

  • [S4-P14] 生成系 AI のファクトチェックのための述語論理に基づく検索システムの構想
    欅惇志 (一橋大), 欅リベカ (東京工科大)

  • [S4-P15] OpenCALM-7B-QLoRA の構築と日本語 TruthfulQA による評価
    藤原寛隆 (茨大), 新納浩幸 (茨大)

  • [S4-P16] フィードバック系発話情報による重要発話抽出の精度向上
    新美翔太朗 (京セラ), 本郷望実 (京セラ), 後藤啓介 (京セラ), 村上文雄 (京セラ), 西山薫 (京セラ), 西田典紀 (理研), 松本裕治 (理研), 船津陽平 (京セラ)

  • [S4-P17] 言語モデルにおける順序パターン予測のメカニズム
    高瀬侑亮 (京大), 下平英寿 (京大/理研)

  • [S4-P18] ランジュバンモンテカルロ法による単語ベクトルの信頼度評価
    橋本竜馬 (京大), 下平英寿 (京大/理研)

  • [S4-P19] 自然言語処理分野の学術論文の定量的調査の検討
    本間夏樹 (数理システム)

  • [S4-P20] 言語識別器を用いた敵対的学習による多言語モデルの言語横断性の改善
    金輝燦 (都立大), 小町守 (一橋大), 鈴木潤 (東北大)

  • [S4-P21] 視覚情報による曖昧性解消に着目した英日マルチモーダル機械翻訳のデータセット構築
    佐藤郁子 (都立大), 平澤寅庄 (都立大), 金輝燦 (都立大), 岡照晃 (一橋大), 小町守 (一橋大)

  • [S4-P22] 日本語敬語理解タスクにおけるChain-of-Thoughtプロンプティングの有用性の検証
    関澤瞭 (東大), 谷中瞳 (東大)

  • [S4-P23] 日本語インストラクションデータセットの構築とその適用による大規模言語モデルのチューニング
    鈴木雅弘 (東大), 平野正徳 (東大), 坂地泰紀 (東大)

  • [S4-P24] 大規模言語モデルによる和文英訳問題の自動採点の評価と応用可能性の検討
    三浦直己 (東北大), 岩瀬裕哉 (東北大), 舟山弘晃 (東北大), 松林優一郎 (東北大)

  • [S4-P25] 生成応答に含まれる事実に基づかない情報の自動検出の試み
    亀井遼平 (東北大), 塩野大輝 (東北大), 赤間怜奈 (東北大/理研), 鈴木潤 (東北大/理研)

  • [S4-P26] ドメイン別に訓練した要約モデルにおけるHallucinationの内在・外在要因分析
    村田栄樹 (日経新聞/早大), 石原祥太郎 (日経新聞)

  • [S4-P27] 論証モデルによる主張と根拠の可視化に向けて
    伊東和香 (日本女子大), 佐藤美唯 (日本女子大), 梶浦照乃 (日本女子大), 高野志歩 (日本女子大), 倉光君郎 (日本女子大)

[12:40-14:00] 昼休憩

[14:00-15:00] ポスターセッション (5)

トピック別の発表一覧はこちら NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム ポスターセッション トピック別索引 - NLP 若手の会

  • [S5-P01] 英語広告文生成のためのペルソナ型評価基盤の構築に向けて
    三田雅人 (サイバーエージェント), 本多右京 (サイバーエージェント), 張培楠 (サイバーエージェント)

  • [S5-P02] 言語モデルのInstruction tuningにおける否定学習の調査
    鈴木刀磨 (NAIST), 上垣外英剛 (NAIST), 渡辺太郎 (NAIST)

  • [S5-P03] kNN-LMによる知識グラフを用いた大規模言語モデルにおける知識の操作
    林和樹 (NAIST), 出口祥之 (NAIST), Xincan Feng (NAIST), 上垣外英剛 (NAIST), 林克彦 (北大), 渡辺太郎 (NAIST)

  • [S5-P04] 家庭内ロボットの気の利いた行動の実現に向けて
    山﨑康之介 (NAIST/理研), 田中翔平 (OSX), 河野誠也 (理研/NAIST), 湯口彰重 (東京理科大/理研), 吉野幸一郎 (理研/NAIST)

  • [S5-P05] SNSハッシュタグからのエンティティの別名抽出システムの試作
    高山隼矢 (ヤフー), 豊田樹生 (ヤフー), 齋藤純 (ヤフー), 小松広弥 (ヤフー), 熊谷賢 (ヤフー)

  • [S5-P06] 保健指導ロールプレイングにおける対話ログの収集と自動評価に向けた検討
    大橋玲音 (愛知県立大), 我妻信実 (愛知県立大), 坪倉和哉 (愛知県立大), 石川舞一 (愛知県立大), 伊藤にい奈 (愛知県立大), 伊藤芙久佳 (愛知県立大), 南詩織 (愛知県立大), 武川奈央 (愛知県立大), 中村莉子 (愛知県立大), 西尾優亜 (愛知県立大), 横山加奈 (愛知県立大)

  • [S5-P07] 講演動画における英日字幕翻訳のためのマルチモーダル対訳コーパスの試作
    寺面杏優 (愛媛大), 梶原智之 (愛媛大), 二宮崇 (愛媛大)

  • [S5-P08] LLM を利用した文書分類の Data Augmentation
    小野寺優 (茨大), 新納浩幸 (茨大)

  • [S5-P09] 財務諸表と仕訳データを用いた増減要因の説明文生成の初期検討
    山岸駿秀 (マネーフォワード), 貞光九月 (マネーフォワード), 北岸郁雄 (マネーフォワード)

  • [S5-P10] 言語モデルによる情報推薦が巻き込まれる各種バイアス
    熊谷雄介 (博報堂DYホールディングス), 横井祥 (東北大/理研)

  • [S5-P11] 忠実性向上のために copy 機構を備えた広告文自動生成器
    星野智紀 (HT), 石塚湖太 (HT), 黒木開 (HT)

  • [S5-P12] ChatGPTは物理モデル自動構築にどこまで役立つか?
    加藤祥太 (京大), 永山航太郎 (京大), 加納学 (京大)

  • [S5-P13] HojiChar: テキスト処理パイプライン
    新里顕大 (京大/LINE), 清野瞬 (LINE), 高瀬翔 (LINE), 小林滉河 (LINE), 佐藤敏紀 (LINE)

  • [S5-P14] オンライン動画サービスにおける自然言語処理を利用した視聴者感情の推定
    菅野祐希 (工学院大), 坂野遼平 (工学院大)

  • [S5-P15] Wikipediaから文化の広がりを理解する
    村山太一 (阪大)

  • [S5-P16] Singing voice meets Foundation models: 基盤モデルを利用した歌声分析の試み
    山本雄也 (筑波大)

  • [S5-P17] Embedding InversionによるText Clusterの解釈手法の提案
    新妻巧朗 (朝日新聞社), 田口雄哉 (朝日新聞社)

  • [S5-P18] Causal Text Mining in the Era of Large Language Modeling: A Reality Check
    高柳剛弘 (東大), Ryotaro Kobayashi (東大), Masahiro Suzuki (東大), Hiroki Sakaji (東大), Kiyoshi Izumi (東大)

  • [S5-P19] 日本語文書レベル関係抽出コーパスの構築
    Youmi Ma (東工大), An Wang (東工大), 岡崎直観 (東工大)

  • [S5-P20] 同一テキストを生成する文法と構文木の形状の不確かさの定量化
    石井太河 (東大), 宮尾祐介 (東大)

  • [S5-P21] テキストに基づくダイアグラム生成タスクの提案
    吉田遥音 (東北大), 工藤慧音 (東北大), 青木洋一 (東北大), 坂口慶祐 (東北大/理研)

  • [S5-P22] 次世代教育のための論理的思考力育成データセットの生成について
    古橋萌々香 (東北大), 松林優一郎 (東北大/理研), 磯部順子 (東北大/理研), 舟山弘晃 (東北大/理研), 乾健太郎 (東北大/理研)

  • [S5-P23] ニュース記事の逆ピラミッド構造は読みやすさ評価に使えるか
    石原祥太郎 (日経新聞), 高橋寛武 (独立研究者)

  • [S5-P24] Flan-T5に日本語を覚えさせる道のり
    早川彩莉 (日本女子大), 高橋舞衣 (日本女子大), 東出紗也夏 (日本女子大), 梶浦照乃 (日本女子大), 倉光君郎 (日本女子大)

  • [S5-P25] Emotional Support ConversationにおけるLLMを用いた悩みの明確化対話戦略
    藤田敦也 (名工大), 李晃伸 (名工大), 上乃聖 (名工大)

  • [S5-P26] LoRAを用いた大規模多言語文埋め込みモデルの構築
    矢野千紘 (名大), 福地成彦 (PKSHA), 深澤笙子 (PKSHA), 橘秀幸 (PKSHA), 渡邉陽太郎 (PKSHA)

  • [S5-P27] 国会議事録を用いた政党のスタンス分析に向けて
    尾崎慎太郎 (明大), 横山大作 (明大)

  • [S5-P28] ニューラル言語モデルのサプライザルに基づいた会話におけるスタイルシフトの評価
    河野誠也 (理研/NAIST), 金崎翔太 (同志社大), Angel García Contreras (理研), 湯口彰重 (東京理科大), 桂井麻里衣 (同志社大), 吉野幸一郎 (理研/NAIST)

[15:15-16:15] パネルディスカッション

スポンサーの皆様と参加者の交流のきっかけを提供するために、シンポジウム2日目、8/31(木)にパネルディスカッションの企画を開催します。ダイヤモンドスポンサーおよびプラチナスポンサーのご担当者様に登壇いただき、事前に参加者から募ったテーマについてご討論いただく予定です。

[16:25-17:25] 招待セッション

自然言語処理や音声音響、画像、ロボティクス分野でご活躍なさっている気鋭の若手研究者/技術者17名をお招きして、ポスターセッションを開催します。実世界のタスクに取り組んできた彼らが考える関連分野のこれまでとこれからについて垣間見ることができるセッションです。

発表の概要、また発表者の略歴については以下のページをご参照下さい。
NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム 招待セッション詳細 - NLP 若手の会

発表一覧

  • 「言葉のニュアンスを計算する」
     赤間 怜奈 氏 (東北大学)
  • 「環境音の分析・合成と自然言語処理との交差点」
     井本 桂右 氏 (同志社大学)
  • 「大学と企業での研究経験から学んだこと」
     宇田川 拓真 氏 (日本IBM)
  • 「認知モデリングと自然言語処理」
     大関 洋平 氏 (東京大学)
  • 「評価の研究について」
     大谷 まゆ 氏 (サイバーエージェント)
  • 「言語モデルの公平性」
     金子 正弘 氏 (MBZUAI / 東京工業大学)
  • 「大規模言語モデルの実ロボットタスク応用」
     河原塚 健人 氏 (東京大学)
  • 「実世界を認識して動作するための言語理解技術」
     栗田 修平 氏 (理化学研究所)
  • 「未見の環境およびタスクにおける大規模事前学習済みモデルからの効率的な知識転移手法に関する研究」
     小島 武 氏 (東京大学)
  • 「言語と世界の機械学習」
     小林 颯介 氏 (Preferred Networks / 東北大学)
  • 「えるえるえむ時代の言語理解の評価について」
     菅原 朔 氏 (国立情報学研究所) - [ご都合により欠席]
  • 「日本語質問応答研究に対して私が出した「答案」」
     鈴木 正敏 氏 (Studio Ousia / 東北大学)
  • 「開発部と基礎研究所から見た対話システム研究」
     角森 唯子 氏 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所 / 名古屋大学)
  • 「説明文生成を用いた動作行動予測」
     中村 泰貴 氏 (東京大学 / Parakeet)
  • 「コーパスアノテーションと言語現象の体系化の試み」
     東山 翔平 氏 (情報通信研究機構 / 奈良先端科学技術大学院大学)
  • 「ロボットから人の知能の謎を解き明かす」
     村田 真悟 氏 (慶應義塾大学)
  • 「日英機械翻訳を世界に浸透させるために行った3つのこと」
     森下 睦 氏 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

[17:40-18:40] クロージング

NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム スポンサー一覧

NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウムは以下のスポンサーの皆様に協賛いただいております。

ダイヤモンドスポンサー

プラチナスポンサー

ゴールドスポンサー

シルバースポンサー

ブロンズスポンサー

NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム 旅費補助

シンポジウムで発表予定の一部の学生に旅費補助を計画しています.

ご応募を予定している学生の方は,以下の内容をご覧になり,事前に指導教員の許可を得てからお申し込みください.

多様な発表者のご応募をお待ちしております.

申し込み期間

2023年7月3日(月) 12時〜2023年7月14日(金) 15時

通知:2023年7月20日(木) 翌7月21日(金)中に返信の必要あり

募集要項

以下の条件を満たす学生の皆さんのご応募をお待ちしております.応募者多数の場合は抽選にて補助対象者を決定いたします.

  • YANSシンポジウムで発表する第一著者の学生
  • 所属する研究室から旅費などが支援されない
  • 遠方在住

補助内容

  • 旅費
  • 参加費
  • 宿泊費 (8月29日,30日分の宿泊費を定額支給します.ハッカソンは29日午後からの開催ですので,ご予定が合えばぜひご参加ください.)

申し込みフォーム

記入事項:発表概要(300字以上),発表タイトル,申し込み理由

※発表概要や申し込み理由がYANSシンポジウムの趣旨と異なる場合は抽選の対象外になる可能性がございます.

forms.gle

ご質問等ございましたら,yans2023committee@googlegroups.com までご連絡ください.

NLP若手の会 (YANS) スポンサー募集

NLP若手の会(YANS)では、自然言語処理および関連分野の若手研究者・若手技術者の交流を促進し、若手のアクティビティを高めることを目的とし、年に一度シンポジウムを開催しております。2021年には221名、2022年には265名の参加をいただいており、若手研究者、特に学生の交流の場として大変盛況となっております。参加者の交流を促進するため、交流企画を積極的に行っているのが特徴です。

YANSシンポジウムでは学生の参加を推奨しており、同分野で頑張る仲間とのつながり、また将来のキャリア形成の参考となる若手研究者・技術者や企業様との交流を持てるよう、できるだけ参加にかかる費用を抑えるようにしております。このような事情ですので、YANSシンポジウムのスポンサー・後援を通してご支援をいただければ大変ありがたく存じます。

YANSシンポジウムのスポンサー企業・後援団体にお申し込みいただけるご担当者様は、募集要項をお読みいただき、 yans2023committee+sponsorship@googlegroups.com まで必要事項を明記のうえご連絡ください。

お申込みは先着順とさせていただきます。支援企業・団体様と参加者の交流機会を担保するため、お申し込み多数の場合には、締め切り日を繰り上げさせていただくこともございます。 できましたらお早めのお申し込みをお願い申し上げます。

過去のシンポジウムにご支援いただいた企業・団体様は以下のリンクよりご参照いただけます。また過去のシンポジウムの開催報告も掲載しておりますので、よろしければご参照ください。

以上、よろしくご検討下さいますよう、お願い申し上げます。

NLP若手の会運営委員会(2023年)委員長
梶原智之、大内啓樹

受付期間

2023年5月22日(月)12:00 〜 2023年7月14日(金)15:00

※ 受付は終了しました

募集要項

ご応募いただく企業・団体様は、自然言語処理技術を製品開発にご活用されている、もしくは自然言語処理研究に取り組まれていることを原則といたします。ご支援いただきました資金は、主に参加者交流促進のためのイベント企画運営および参加者の経済的負担を軽減する目的で使用させていただきます。

申し込み必要事項

  • 企業名・団体名:こちらのお名前に基づいて請求書を発行させていただきます

  • 種目(スポンサー/後援): 「スポンサー」と「後援」のどちらかをお選びください(名称のみの違いです)。

  • 支援種別:「ダイヤモンド」「プラチナ」 「ゴールド」 「シルバー」「ブロンズ」の5つの種別について、ご希望順を添えてお申し込みください。支援種別につきまして1週間以内に折り返しご連絡いたします。

  • ご担当者様の情報:氏名・部署名・メールアドレス・電話番号をご記入ください.

  • 掲載名称:企業名・団体名をフリガナとともにご記入ください(Webページに掲載します)

  • ロゴ画像:横450px・縦200px以上のなるべく大きなサイズの画像(形式:PING, JPEG, GIF)をご用意ください(Webページに掲載します)

  • URL:最大1件のURLをご用意ください(ロゴ画像からリンクいたします)

  • お振込時期

支援種別

※スポンサーの募集を締め切りました.                                                
種別上限 料金 ロゴブース招待 口頭発表スポンサー賞パネルディスカッション ラウンドテーブル
ダイヤモンド1枠 80万円 特大+看板2つ3名 15分2件
プラチナ3枠 50万円 特大1つ2名 10分1件
ゴールド9枠 30万円 1つ1名 5分1件
シルバー7枠 10万円 1つ
ブロンズ上限なし 5万円

特典

1)ロゴ

NLP若手の会のWebページに、御社のロゴを掲載いたします。ロゴの大きさはスポンサーの種類により異なります。同一種別のスポンサー内での掲載順序は申し込み順とさせていただきます。Webページからは、ご希望のリンク先1ヶ所に対するリンクを張ることができます。

2)ブース

シンポジウム期間中(8月30日、31日の2日間。ハッカソン日は除く)、スポンサーブースをご利用いただけます。ダイヤモンドスポンサー様は隣接する2ブースをご利用いただけます。プラチナ・ゴールド・シルバースポンサー様は1ブースをご利用いただけます。また、スポンサーブースのより一層の活性化のためにスタンプラリー企画を実施いたします。恐れ入りますが、ブース担当者はシンポジウム参加者に限定させていただきます。

3)招待

参加費を無料とさせていただきます。ご招待させていただく人数はスポンサーの種別により異なります。恐れ入りますが、宿泊費や交通費などその他の諸費に関しましてはご負担ください。

4)口頭発表

当日ご参加くださる社員様に、口頭発表を行っていただきます。スポンサー企業・後援団体様で取り組まれておられる自然言語処理や機械学習関連技術の活用に関する話題を中心にお話しいただけます。社員募集やアルバイト・インターン募集に関する告知を行っていただくことも可能です。発表時間はスポンサーの種別により異なります。恐れ入りますが、プログラム編成の都合上、ご発表いただく時間帯はプログラム委員会で指定させていただきます。

5)スポンサー賞

ポスター発表を行った学生に対し、スポンサー賞を授与していただきます。副賞をスポンサー様よりご用意いただき、授与していただくことも可能です。授与の件数はスポンサーの種別により異なります。スポンサー賞授与式は、シンポジウム最終日のクロージングでの実施を予定しております。スポンサー賞の詳細は別途ご連絡させていただきます。

6)パネルディスカッション

パネルディスカッションにご登壇いただきます。スポンサーの皆様と参加者の交流のきっかけを提供するために、31日のお昼にパネルディスカッションの企画を開催します。ダイヤモンドスポンサーおよびプラチナスポンサーのご担当者様に登壇いただき、事前に参加者から募ったテーマについてご討論いただく予定です。パネルディスカッションの詳細は別途ご連絡させていただきます。

7)ラウンドテーブル

ラウンドテーブルに専用卓をご用意させていただきます。参加者間の相互交流の場を提供するために、30日のお昼にラウンドテーブルを開催します。これは、テーブルごとにトピックを決め、少人数で話をする企画です。組織や業種に関係なく、同じ興味を持った人たちとの気軽な交流を促進します。また、複数回テーブルの割り当てを行い、様々な人と交流する機会を作ります。各テーブルのトピックには「進路相談」「論文執筆のコツ」「修士or博士学生同士で語り合いたい」などを用意する予定で、その中のひとつとしてダイヤモンドスポンサー様とお話できるテーブルをご用意させていただきます。

ご質問等ございましたら、yans2023committee+sponsorship@googlegroups.com までご連絡ください。

NLP若手の会第18回シンポジウム(YANS2023)開催概要

開催日:2023年8月29日(火) - 31日(木)
会場:浅草橋ヒューリックホール(東京都台東区浅草橋1丁目22−16 ヒューリック浅草橋ビル) 

今年は4年ぶりの現地開催(非合宿形式)となります。30日および31日のシンポジウムに加えて、29日には「YANS分野交流ハッカソン with 言語処理学会30周年記念事業」を開催いたします。スポンサーの皆様と参加者の皆様の濃密な交流の場を提供するべく準備を進めております。

近年のシンポジウム参加者は200名を超え、ご参加くださる方が年々増加していることから、スポンサー制度に関して2点の変更がございます。

1)スポンサー募集枠の上限を設定

ご支援いただく企業・団体様と参加者の交流機会を担保するため、募集上限を設けさせていただきました。YANSシンポジウムの物理的・時間的な制約の範囲で濃密な交流を行っていただくために、お申し込み多数の場合には先着順にスポンサー種別を決定させていただきますので、ご了承ください。

2)スポンサー種別の新設

ご支援いただく企業・団体様と参加者のより濃密な議論の場を提供するべく、ダイヤモンドスポンサーを新設いたしました。ダイヤモンドスポンサー様には、口頭発表やスポンサーブースの枠の拡大に加え、看板へのロゴの掲載、2件のスポンサー賞の授与、スポンサー様の特徴をアピールする機会となるパネルディスカッションへのご登壇、複数の少人数グループで深い交流が可能なラウンドテーブルでの専用卓のご利用という特典をご用意いたしました。 また、より多様な企業・団体様と参加者の交流の場となることを目指して、ブースなし枠のスポンサー料金を見直し、ブロンズスポンサーを新設しました。会場内を回りながら参加者と直接交流を深めていただければと思います。

NLP若手の会 (YANS) 第17回シンポジウム 開催報告

2022年8月29日(月)、30日(火)にNLP若手の会第17回シンポジウム(YANS2022)を開催しました。 今年も昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン開催となりましたが、265名(学生168名、社会人97名)の参加登録と、68件の発表(学生57件、社会人11件)がありました。 株式会社サイバーエージェント様、株式会社PKSHA Technology様、ファーストアカウンティング株式会社様、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社様の4企業によるスポンサー支援があり盛況でした。ご参加いただいた皆様、ご支援いただいた皆様、どうもありがとうございました。

本シンポジウムでは、優秀な研究発表に対して奨励賞、スポンサー賞を授与しました。奨励賞はこれから始まる、または始まったばかりの研究を奨励することを主旨とするものであり、現時点の研究の完成度よりもアイデアの面白さ、及び新規性や発展性への期待を重視します。奨励賞の選考は参加者による投票をもとに、最終的には表彰担当者による合議によって10件を選出しました。スポンサー賞は産学交流の一環として各スポンサー独自の視点から受賞者を選出していただきました。いずれの賞も受賞者は筆頭著者のみとなります。

今年も昨年同様チュートリアルを企画し、同志社大学の桂井麻里衣氏に「学術情報検索と推薦」について、名古屋大学の東中竜一郎氏に「対話システムのすすめ」についてご講演いただきました。 また、活躍する若手研究者にご自身の研究について紹介していただく招待セッションを新たに設け、 Microsoftの江里口瑛子氏より「多言語機械翻訳モデルにおける、X-Y方向の翻訳性能改善」、 Megagon Labsの磯颯氏より「Opinion Summarization from Customer Reviews」、 産業技術総合研究所の渡邉研斗氏より「歌詞情報処理という新分野を立ち上げるまで 〜 我儘(?)に研究してきた一人の研究者の例」、 奈良先端科学技術大学院大学の上垣外英剛氏より「自然言語処理における負例サンプリング損失の進展」 という題でそれぞれご講演いただきました。

研究発表に先立ちハッカソンも行われました。今年は、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社様よりデータセットと計算機環境をご提供いただき、特定の評価指標を用いたコンペティション形式で開催しました。 13日間のコンペ期間に、Amazon Customer Review Datasetを用いた「商品レビューの役に立つ投票数ランキング」タスクに5チームが取り組みました。シンポジウムのクロージングで最終成果発表を行い、最終評価スコア1位表彰に加えて、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社様よりApplied Scientist賞が贈られました。

受賞者

奨励賞

  • [P1-5] 早押しクイズにおける予測処理: 機械の言語処理と人間の言語処理と
    ○山下陽一郎(東大),原田宥都(東大),大関洋平(東大)
  • [P1-6] 言語モデルの第二言語獲得効率
    ○大羽未悠(NAIST),栗林樹生(東北大/Langsmith),大内啓樹(NAIST/理研),渡辺太郎(NAIST)
  • [P1-8] kNN機械翻訳のためのTransformerデコーダ最終層の中間表現の可視化・統計的分析
    ○西田悠人(NAIST),出口祥之(NAIST/NICT),上垣外英剛(NAIST),渡辺太郎(NAIST)
  • [P2-4] 原文に対して補完的な画像はMMTモデルの翻訳精度を向上させるのか
    ○佐藤郁子(都立大),平澤寅庄(都立大),金輝燦(都立大),岡照晃(都立大),小町守(都立大)
  • [P2-8] BERTを用いた文埋め込みモデルによる単語の暗黙的な重み付け
    ○栗田宙人(東北大),小林悟郎(東北大),横井祥(東北大/理研),乾健太郎(東北大/理研)
  • [P3-1] 対照学習による文体に特化した文ベクトルの獲得
    ○銭本友樹(筑波大),宇津呂武仁(筑波大)
  • [P3-2] ニュース用語を含むヒント付きクロスワードパズルの自動生成
    ○馬嶋海斗(東工大),石原祥太郎(日経新聞)
  • [P3-8] Transformerにおけるフィードフォワードネットの混ぜ合わせ作用
    ○小林悟郎(東北大),栗林樹生(東北大/Langsmith),横井祥(東北大/理研),乾健太郎(東北大/理研)
  • [P4-4] Causal言語モデルによる機械翻訳
    ○木山朔(都立大),金輝燦(都立大),平澤寅庄(都立大),岡照晃(都立大),小町守(都立大)
  • [P4-10] 視覚情報は言語モデルに人間らしい統語的汎化を促すか
    ○栗林樹生(東北大/Langsmith)

スポンサー賞

サイバーエージェント賞

  • [P3-1] 対照学習による文体に特化した文ベクトルの獲得
    ○銭本友樹(筑波大),宇津呂武仁(筑波大)

PKSHA Technology賞

  • [P2-8] BERTを用いた文埋め込みモデルによる単語の暗黙的な重み付け
    ○栗田宙人(東北大),小林悟郎(東北大),横井祥(東北大/理研),乾健太郎(東北大/理研)

ハッカソン賞

最終評価スコア1位

  • Natural(チームA)LightGBM のランク学習による商品レビュー評価
    梶川怜恩(愛媛大学),鈴木刀磨(東北大学),二宮大空(サイバーエージェント),石原祥太郎(日本経済新聞社)

Applied Scientist賞

  • Natural(チームA)LightGBM のランク学習による商品レビュー評価
    梶川怜恩(愛媛大学),鈴木刀磨(東北大学),二宮大空(サイバーエージェント),石原祥太郎(日本経済新聞社)

スライドなど

オープニング・クロージング

docs.google.com

docs.google.com

チュートリアル

桂井 麻里衣 氏(同志社大学理工学部):「学術情報検索と推薦」

speakerdeck.com

東中 竜一郎 氏(名古屋大学大学院情報学研究科): 「対話システムのすすめ」

speakerdeck.com

招待セッション

江里口 瑛子 氏(Microsoft): 「多言語機械翻訳モデルにおける、X-Y方向の翻訳性能改善」

drive.google.com

磯 颯 氏(Megagon Labs):「Opinion Summarization from Customer Reviews」

https://isomap.github.io/slides/2022-yans-invited.pdf

渡邉 研斗 氏(産業技術総合研究所):「歌詞情報処理という新分野を立ち上げるまで 〜 我儘(?)に研究してきた一人の研究者の例」

drive.google.com

上垣外 英剛 氏(奈良先端科学技術大学院大学 情報科学領域):「自然言語処理における負例サンプリング損失の進展」

drive.google.com

ハッカソン

ハッカソンについて

yans.anlp.jp

ハッカソン成果報告・表彰

drive.google.com

チーム発表

シンポジウムの様子

昨年と同様に、今年の様子を画像とグラフでお伝えします。

yans2022_poster
ポスターセッションの様子

yans2022_sponsor
スポンサーブースの様子

yans2022_statistics1
学生の割合は6割強でした
yans2022_statistics2
B4とM1の発表が過半数を占めました
yans2022_statistics3
発表申込は締切前に急激に伸びました!
直前期間 (8/19-8/26) の参加申込はわずかでした
yans2022_statistics4
今年は学生の参加が過去最高となりました!
2020年の参加費無料開催を除いて、参加登録数は順調に増加しています
yans2022_statistics5
発表件数は昨年と同程度でした

NLP若手の会 (YANS) 第17回シンポジウム プログラム

更新履歴

  • 2022/08/29: プログラムの一部を変更しました new!
  • 2022/08/19: 招待セッションの詳細を公開しました
  • 2022/08/15: プログラムを公開しました

全体プログラム

シンポジウムはGather.townとZoomを用いて行われます.

参加登録頂いた方には,URLは追って連絡いたします.

下記プログラムは変更になる場合がございますのでご了承ください.

発表者の方へ: ポスターは横置き、3MB まで(幅は最低1000px、高さは最低600px、72dpi以上推奨)、PNGまたはJPG形式で提出してください。
締切:2022年8月22日(月)18:00(UTC+9) 提出方法などの詳細は、発表者の方にメールにてお知らせしております。

ハッカソン:8月16日(火) 〜 8月28日 (日)

ハッカソンについては下記ページを御覧ください.

NLP若手の会 (YANS) 第17回シンポジウム ハッカソン - NLP 若手の会

懇親会:8月28日(日)

[18:00-20:00] 懇親会 (ラウンドテーブル@Zoom)

本シンポジウムでは、参加者間の相互交流を促す企画としてラウンドテーブルを開催します。 テーブル毎にトピックを定め、同じ興味を持った参加者が組織や研究室、業種にとらわれず気軽に雑談・交流できる場を設けます。

トピックにより、少人数でテーブルの割り当てを行います。同じトピックに興味のある様々な方とお話しできるように、テーブルの割り当ては複数回行う予定です。

シンポジウム1日目:8月29日(月)

[09:00-09:30] オープニング

[09:30-10:30] チュートリアル (1)

[10:30-10:35] スポンサーセッション(1)

[10:35-11:00] 小休憩

[11:00-12:00] チュートリアル (2)

[12:00-13:00] 昼休憩

[13:00-14:00] ポスターセッション(1)

[14:00-14:30] 小休憩

[14:30-15:30] ポスターセッション(2)

[15:30-16:00] 小休憩

[16:00-17:00] ポスターセッション(3)

シンポジウム2日目:8月30日(火)

[10:00-10:30] 招待セッション(1)

[10:30-11:00] 招待セッション(2)

[11:00-11:30] 小休憩

[11:30-12:30] ポスターセッション(4)

[12:30-13:30] 昼休憩

[13:30-14:00] 招待セッション(3)

[14:00-14:30] 招待セッション(4)

[14:30-14:35] スポンサーセッション(2)

[14:35-15:00] 小休憩

[15:00-16:00] ポスターセッション(5)

[16:00-16:30] 小休憩

[16:30-17:15] クロージング

発表プログラム

8月29日(月)

チュートリアル (1) 09:30-10:30 「学術情報検索と推薦」

講演者:桂井 麻里衣 氏(同志社大学理工学部)

桂井 麻里衣 氏 講演概要:
国際会議・論文誌の増加や学術データベースの普及に伴い、膨大な量の研究成果情報が日々蓄積されている。これらの学術ビッグデータのうち、特に論文の引用関係やテキストを分析し、関連論文や専門家を検索・推薦する手法が多数提案されている。本チュートリアルではこれらの従来研究を概説するとともに、自然言語処理技術の高度化によって期待される成果について述べる。

略歴:
2010年北海道大学工学部情報エレクトロニクス学科卒業。2012年、2014年にそれぞれ北海道大学大学院情報科学研究科博士前期課程・博士後期課程修了、博士(情報科学)。2014年日本学術振興会特別研究員(PD)、2015年同志社大学理工学部助教、2021年より准教授。マルチメディア検索や学術データ分析の研究に従事。


チュートリアル (2) 11:00-12:00 「対話システムのすすめ」

講演者:東中 竜一郎 氏(名古屋大学大学院情報学研究科)

東中 竜一郎 氏 講演概要:
人間のように会話ができる対話システムの実現は人工知能における大きな目標の一つである.近年,スマートフォン上の音声エージェントやスマートスピーカーが広く利用されるようになり,対話システムがより身近なものになってきた.しかし,満足するような対話が実現できているとは言い難い.本チュートリアルでは,対話システムの現状の技術として,タスク指向型対話システムや非タスク指向型対話システムの方法論,評価手法などを紹介するとともに,人間同士の対話との比較を通して,今後取り組むべき対話システムの課題について述べる.

略歴:
2001年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程,2008年博士課程修了.2001年日本電信電話株式会社入社.2020年より,名古屋大学大学院情報学研究科教授.NTT人間情報研究所・NTTコミュニケーション科学基礎研究所客員上席特別研究員.慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授.対話システムの研究に従事.著書に「質問応答システム」(コロナ社),「Pythonでつくる対話システム」(オーム社),「AIの雑談力」(KADOKAWA)など.博士(学術).


ポスターセッション(1) 13:00-14:00

  • [P1-1] 自然言語処理を用いた循環器領域におけるバーチャルリアリティ関連研究の動向解析
    ○渡部勇太(愛媛大),檜垣彰典(愛媛大),山口修(愛媛大)

  • [P1-2] 日本語の語彙体系を考慮したサブワード分割による大規模言語モデルへの影響
    勝田哲弘(ワークス),Tolmachev Arseny(ワークス),髙岡一馬(ワークス),内田佳孝(ワークス)

  • [P1-3] カタカナ表記から国際音声記号への高精度変換のためのルール体系
    ○的川雄飛(NAIST),坂井優介(NAIST),大内啓樹(NAIST),渡辺太郎(NAIST)

  • [P1-4] 論述文の深い論理構造の自動解析に向けて
    ○王文質(東北大/理研),Farjana Sultana Mim(東北大),内藤昭一(東北大/理研/リコー),Keshav Singh(東北大),井之上直也(JAIST/理研),乾健太郎(東北大/理研)

  • [P1-5] 早押しクイズにおける予測処理: 機械の言語処理と人間の言語処理と
    ○山下陽一郎(東大),原田宥都(東大),大関洋平(東大)

  • [P1-6] 言語モデルの第二言語獲得効率
    ○大羽未悠(NAIST),栗林樹生(東北大/Langsmith),大内啓樹(NAIST/理研),渡辺太郎(NAIST)

  • [P1-7] ミラーリング機能を搭載したマルチモーダルな傾聴対話システムの開発
    ○水谷林太郎(中央大),鈴木寿(中央大)

  • [P1-8] kNN機械翻訳のためのTransformerデコーダ最終層の中間表現の可視化・統計的分析
    西田悠人(NAIST),出口祥之(NAIST/NICT),上垣外英剛(NAIST),渡辺太郎(NAIST)

  • [P1-9] 化学工学分野の専門用語を理解するBERTモデルの開発
    ○加藤祥太(京大),加納学(京大)

  • [P1-10] 学術ドメインに特化した日本語マスク言語モデルの試作
    ○山内洋輝(愛大),梶原智之(愛大),桂井麻里衣(同大),大向一輝(東大/NII),二宮崇(愛大)

  • [P1-11] ゼロショットテキスト分類におけるドメイン固有キーワードを活用したクラス名混同問題の軽減
    ○矢野太郎(NEC),竹岡邦紘(NEC),小山田昌史(NEC)

  • [P1-12] 音声対話における音節認識結果を用いた未知語検出の検討
    ○大塩幹(阪大),武田龍(阪大),駒谷和範(阪大)

  • [P1-13] Multimodal Sentiment Classification using Modal-independent Classifiers
    ○ティヤジャーモン ナッタポン(東大),吉永直樹(東大)

  • [P1-14] 対照学習を用いた日本語文章埋め込みモデルの開発と評価
    福地成彦(PKSHA),星野悠一郎(PKSHA),渡邉陽太郎(PKSHA)

ポスターセッション(2) 14:30-15:30

  • [P2-1] MC dropoutに基づく確信度を用いた回答可否の予測を伴う対話システム
    ○二宮大空(AIShift),下山翔(AIShift),戸田隆道(AIShift),邊土名朝飛(AIShift),杉山雅和(AIShift),友松祐太(AIShift)

  • [P2-2] 次世代医療基盤法に基づく匿名加工医療情報を利用した入院後敗血症の予測モデルの開発における課題と対策の検討
    ○松田敦義(ログビー),池田遼太郎(ログビー),荒木 賢二(宮崎大),松尾亮輔(ライフデータイニシアティブ)

  • [P2-3] 文書レベル関係抽出における人間と注意機構の根拠文の対応付け
    馬尤咪(東工大),王安(東工大),岡崎直観(東工大)

  • [P2-4] 原文に対して補完的な画像はMMTモデルの翻訳精度を向上させるのか
    ○佐藤郁子(都立大),平澤寅庄(都立大),金輝燦(都立大),岡照晃(都立大),小町守(都立大)

  • [P2-5] 日本語BERTモデルによる近代文のテキスト化の精度向上
    ○謝素春(東北学院大),松本章代 (東北学院大)

  • [P2-6] Document AI タスクに向けた大規模事前学習済みモデルを活用した Layout-aware Prompting
    ○北田俊輔(法政大),井上直人(サイバーエージェント),大谷まゆ(サイバーエージェント),彌冨仁(法政大)

  • [P2-7] 知識グラフに基づく話題の展開・掘り下げを統合した趣味対話生成
    ○藤田敦也(名工大),上乃聖(名工大),李晃伸(名工大)

  • [P2-8] BERTを用いた文埋め込みモデルによる単語の暗黙的な重み付け
    ○栗田宙人(東北大),小林悟郎(東北大),横井祥(東北大/理研),乾健太郎(東北大/理研)

  • [P2-9] 研究者情報収集のためのWebページ分類
    ○林容央(同志社大),桂井麻里衣(同志社大)

  • [P2-10] 所見文書の要約を用いた矯正歯科治療の自動診断の検討
    ○大塚琢生(愛媛大),梶原智之(愛媛大),谷川千尋(阪大),清水優仁(阪大),長原一(阪大),二宮崇(愛媛大)

  • [P2-11] ユーザの性格情報を用いた感情分析
    ○鈴木陽也(愛媛大),梶原智之(愛媛大),二宮崇(愛媛大),中島悠太(阪大),長原一(阪大)

  • [P2-12] 事前学習済みVision and Languageモデルにおける言語情報の獲得過程の調査
    ○白井尚登(NAIST),上垣外英剛(NAIST),渡辺太郎(NAIST)

  • [P2-13] タスク情報を利用した質問応答による情報抽出
    ○山田晃士(豊田工大),三輪誠(豊田工大),佐々木裕(豊田工大)

  • [P2-14] チョムスキー階層とニューラル言語モデル
    ○染谷大河(東大),○吉田遼(東大),中石海(東大),濵西祐之介(東大),大関洋平(東大)

ポスターセッション (3) 16:00-17:00

  • [P3-1] 対照学習による文体に特化した文ベクトルの獲得
    ○銭本友樹(筑波大),宇津呂武仁(筑波大)

  • [P3-2] ニュース用語を含むヒント付きクロスワードパズルの自動生成
    ○馬嶋海斗(東工大),石原祥太郎(日経新聞)

  • [P3-3] 感情極性分類と感情強度推定の同時学習の検討
    ○樽本空宙(愛媛大), 鈴木陽也(愛媛大), 梶原智之(愛媛大), 二宮崇(愛媛大), 中島悠太(阪大), 長原一(阪大)

  • [P3-4] Towards Explicating Implicit Reasoning in Arguments
    ○Keshav Singh, Naoya Inoue, Farjana Sultana Mim, Shoichi Naitoh, Kentaro Inui

  • [P3-5] 敵対的学習による流暢性が高いタグ付け文法誤り訂正システムの構築へ向けて
    ○五藤巧(NAIST),渡辺太郎(NAIST)

  • [P3-6] 事前学習済みモデルを用いたSNS感情分析における絵文字エンコード手法の比較
    ○山内博貴(バンダイナムコ研),頼展韜(バンダイナムコ研)

  • [P3-7] GVTを拡張したモデルによる授業の対話における深い学びの発話抽出
    ○大西朔永(岡山理大),椎名広光(岡山理大),保森智彦(岡山理大)

  • [P3-8] Transformerにおけるフィードフォワードネットの混ぜ合わせ作用
    ○小林悟郎(東北大),栗林樹生(東北大/Langsmith),横井祥(東北大/理研),乾健太郎(東北大/理研)

  • [P3-9] 人の話題遷移モデリングのための基礎分析
    ○岸波洋介(東北大),赤間怜奈(東北大/理研),佐藤志貴(東北大),徳久良子(東北大),鈴木潤(東北大/理研),乾健太郎(東北大/理研)

  • [P3-10] 特定の文脈における正規表現を用いた電話音声認識のドメイン適応の検討
    ○東佑樹(AI Shift),友松祐太(AI Shift)

  • [P3-11] 自然言語推論を用いた文脈情報・ペルソナと一貫性を保つ対話応答選択
    ○義井健史(名工大),上乃聖(名工大),李晃伸(名工大)

  • [P3-12] 化学論文からの情報抽出のためのPDFからXMLへの変換
    ○四條光(NAIST),進藤裕之(NAIST), 渡辺太郎(NAIST)

  • [P3-13] 機械翻訳のための言い換え生成による前編集の検討
    ○惟高日向(愛媛大),岩本裕司(愛媛大),梶原智之(愛媛大),二宮崇(愛媛大),藤田篤(NICT)

8月30日(火)

招待セッション (1) 10:00-10:30 「多言語機械翻訳モデルにおける、X-Y方向の翻訳性能改善」

講演者:江里口 瑛子 氏(Microsoft)
江里口 瑛子 氏

講演概要:
多言語翻訳モデルでは、単一のモデルを複数方向の翻訳データで学習することにより、学習データが存在しないゼロショット方向の翻訳も可能になることが知られている。しかしながら、ゼロショット方向の翻訳性能は限られており、その翻訳誤りの要因の1つに、そもそも指定されたターゲット言語で出力されていないというオフターゲット翻訳問題がある。本発表では、多言語機械翻訳モデルにおけるX-Y方向の翻訳改善を目的として行った、直近の研究成果を紹介する。具体的には、1) X-Y方向の翻訳データが非常に限られている場合 (EMNLP2021にて発表) と、2) X-Y向の学習データがある程度十分に存在する場合 (NAACL2022にて発表) におけるアプローチをいくつか紹介する。

略歴:
マイクロソフト シニアリサーチャー。2019年より現職。2018年東京大学工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。2015年-2018年日本学術振興会特別研究員 (DC1)。自然言語処理、機械学習に関する研究に従事。

招待セッション (2) 10:30-11:00 「Opinion Summarization from Customer Reviews」

講演者:磯 颯 氏(Megagon Labs)
磯 颯 氏

講演概要:
オンラインレビュープラットフォームの急速な普及に伴い,人々は食事や就職活動などあらゆることを決める際にレビューを参考するようになっている.しかし,これらのプラットフォームには,毎日大量のレビューが投稿されているため,ユーザが求めている有益な意見を見つけるためには大量のレビュー文書をユーザ自身が時間をかけて読む必要がある.意見要約システムは,レビューから代表的な意見を抽出し,その意見を簡潔でわかりやすい形で要約するシステムである.これにより,生成された要約を読むことで,ユーザはレビューをもとにした意思決定を容易に行うことができる.本講演では,人間が書いた参照要約を必要としない,教師なしのアプローチによる意見要約システムに関する我々の研究について紹介する.

略歴:
Megagon Labs リサーチサイエンティスト.奈良先端科学技術大学院大学修了.博士(工学).自然言語生成,意見要約の研究に従事.

ポスターセッション (4) 11:30-12:30

  • [P4-1] 点予測による高速な形態素解析のための素性とアルゴリズム
    ○赤部晃一(LegalForce),神田峻介(LegalForce),小田悠介(LegalForce/東北大)
  • [P4-2] 共起確率を用いた構文木の自動選択による推論システムの改善
    ○井上裕太(東大),谷中瞳(東大)
  • [P4-3] 固有表現認識タスクにおけるデータセットの偏りに着目した動的重み付け損失関数の提案
    ○根本颯汰(法政大),北田俊輔(法政大),彌冨仁(法政大)
  • [P4-4] Causal言語モデルによる機械翻訳
    ○木山朔(都立大),金輝燦(都立大),平澤寅庄(都立大),岡照晃(都立大),小町守(都立大)
  • [P4-5] 編集操作によるデータ拡張を用いたテキスト平易化の自動評価指標
    ○山中光(東工大),徳永健伸(東工大)
  • [P4-6] 小規模パラレルテキストを用いた類型論的特徴の抽出
    Sung June (NAIST),渡辺太郎(NAIST)
  • [P4-7] 構文森を用いたフレーズアラインメント
    ○門谷宙(阪大),荒瀬由紀(阪大)
  • [P4-8] 疎ベクトル検索における語彙と単語頻度のギャップ解消を通じた教師なしドメイン適合
    ○飯田大貴(東工大),岡崎直観(東工大)
  • [P4-9] 日本語誤り訂正のための誤り区間と誤り種類の自動アノテーションに向けて
    ○古山翔太(東工大/産総研),永田亮(甲南大),高村大也(産総研),岡崎直観(東工大/産総研)
  • [P4-10] 視覚情報は言語モデルに人間らしい統語的汎化を促すか
    栗林樹生(東北大/Langsmith)
  • [P4-11] スパンベースの句構造解析のためのラベル詳細化とその分析
    ○芳賀あかり(NAIST),渡辺太郎(NAIST)
  • [P4-12] 文脈を考慮したニューラル音声認識誤り訂正
    ○中村朝陽(東大),吉永 直樹(東大)
  • [P4-13] 知識グラフを拡張する遠距離教師あり関係抽出
    ○松原拓磨(豊田工大),三輪誠(豊田工大),佐々木裕(豊田工大)

招待セッション (3) 13:30-14:00 「歌詞情報処理という新分野を立ち上げるまで 〜 我儘(?)に研究してきた一人の研究者の例」

講演者:渡邉 研斗 氏(産業技術総合研究所)
上垣外 英剛 氏

講演概要:
研究活動の大きな原動力の一つとして「こんなことが実現できれば自分は嬉しい」というものがある.発表者は「計算機に自分のための歌を創って歌ってほしい」という夢を実現させるために「歌詞情報処理」という新しい研究分野を提案し,切り開いてきた.本発表では,これまで研究してきた歌詞情報処理技術を紹介するとともに,歌詞情報処理分野が目指すべき未来について述べる.

略歴:
2013年東北大学工学部情報知能システム総合学科卒業.2018年東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了.2018年より産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門の研究員として,歌詞を中心とした自然言語処理・音楽情報処理・ヒューマンコンピュータインタラクションの研究に従事.

招待セッション (4) 14:00-14:30 「自然言語処理における負例サンプリング損失の進展」

講演者:上垣外 英剛 氏(奈良先端科学技術大学院大学 情報科学領域)
上垣外 英剛 氏

講演概要:
負例サンプリングに基づく損失は計算効率に優れ,語彙などの膨大な異なり数からなるラベルを対象とした学習を行う上での重要な手法である.本チュートリアルではword2vecから最新の事前学習済み言語モデルでの利用に至るまでの負例サンプリング損失に関する研究の動向について紹介し,類似する学習手法およびその他の損失関数との関係についても説明する.また後半では特に,近年負例サンプリング損失が活発に利用されている知識グラフの埋め込みの分野に焦点を当て,我々が現在行っている負例サンプリング損失に対する理論的側面からの研究についても説明する.

略歴:
2017年3月 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 知能システム科学専攻にて博士(工学)を取得.2017年4月 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 リサーチアソシエイト,2018年4月 東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 助教 を経て,2022年4月より 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域 准教授.

ポスターセッション (5) 15:00-16:00

  • [P5-1] 最小コスト法による形態素解析のキャッシュ効率改善
    ○神田峻介(LegalForce),赤部晃一(LegalForce),後藤啓介(LegalForce),小田悠介(LegalForce/東北大)
  • [P5-2] 専門用語に基づいた文書分類モデルの説明可能性の向上に向けて
    ○田村みゆ(日本女子大),沼澤翠(日本女子大),梶浦照乃(日本女子大),倉光君郎(日本女子大),七丈直弘(一橋大)
  • [P5-3] 追加事前学習による誤字脱字に強い言語モデルに向けて
    ○佐藤美唯(日本女子大),梶浦照乃(日本女子大),相馬菜生(日本女子大),高橋舞衣(日本女子大),田村みゆ(日本女子大),倉光君郎(日本女子大)
  • [P5-4] 能動的な対話システム実現に向けた談話マーカーの利用の検討
    ○守屋彰二(東北大),岸波洋介(東北大),徳久良子(東北大),乾健太郎(東北大/理研)
  • [P5-5] 事前学習を用いる機械翻訳での単語分割同時最適化の検討
    ○榎本大晟(都立大),平澤寅庄(都立大),金輝燦(都立大),岡照晃(都立大),小町守(都立大)
  • [P5-6] 訓練データからの文選択手法の機械翻訳における特徴分析
    ○中島京太郎(都立大),金輝燦(都立大),平澤寅庄(都立大),岡照晃(都立大),小町守(都立大)
  • [P5-7] Are Neighbors Enough? Multi-Head Neural n-gram can be Alternative to Self-attention
    ○Mengsay Loem(東工大),高瀬翔(東工大),金子正弘(東工大),岡崎直観(東工大)
  • [P5-8] 最適輸送に基づくBERTScoreによる文書類類似度の高精度化へむけて
    ○潘岳(NAIST)
  • [P5-9] 英単語穴埋め問題における選択肢の自動生成に向けて
    ○吉見菜那(愛媛大),廣中勇希(愛媛大),梶原智之(愛媛大),荒瀬由紀(阪大),内田諭(九大),二宮崇(愛媛大)
  • [P5-10] 推論過程の性質がニューラルネットの多段推論能力に与える影響
    ○青木洋一(東北大),工藤慧音(東北大),栗林樹生(東北大/Langsmith),Ana Brassard(理研/東北大),吉川将司(東北大),乾健太郎(東北大/理研)
  • [P5-11] 旅行者の移動軌跡を地図上に描くための訪問順序アノテーション
    山本和太郎(NAIST),東山翔平(NICT),大友寛之(NAIST),大内啓樹(NAIST/理研),渡辺太郎(NAIST)
  • [P5-12] 論理的根拠に基づく頑健な機械読解に向けて
    ○原口大地(JAIST),白井清昭(JAIST),井之上直也(JAIST/理研)
  • [P5-13] データベースのテキスト情報を追加した大規模文献グラフを用いた表現学習
    ○井田龍希(豊田工大),片桐脩那(豊田工大),三輪誠(豊田工大),佐々木裕(豊田工大)
  • [P5-14] ラベル情報の符号化による複数コーパスからの固有表現抽出モデルの学習
    ○大井拓(豊田工大),三輪誠(豊田工大),佐々木裕(豊田工大)